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木村花さん自殺か SNS上での誹謗中傷 プロバイダ責任制限法
SNS上での誹謗中傷の問題に詳しい清水弁護士に話を聞きました
Q:もしも私たちが被害者になってしまうかもしれない時にまずは何をするべきですか?
きちんと
証拠に残すということが必要だと思います
証拠さえ残っていれば SNS 側の通信記録が残ってるはずですので
それをたどることができます
一つの投稿ごとに URL が振られているので
その URL を表示した上で投稿内容と一緒に記録するのが重要です
<注意点>
スマホで SNS を利用する場合
多くの方がスマホのアプリで見ていると思うんです
アプリだと URL が表示されないので
特定できないということになりかねない
パソコンで印刷するのが重要だと思います
「誹謗中傷に冷静に対応する」
明らかにデマを拡散されているということであれば
「それはデマです」という話をするのは問題ないと思うのですが
言い合いになってしまうと、結局どっちもどっちではないかということで
裁判で請求が認められないケースもあります
認められたとしても、例えば損害賠償額がすごく削られてしまうということもあるので
一旦ちょっと引いて考えてみるのも重要かなと思います
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SNS 団体緊急声明 悪質投稿 利用停止も
ソーシャルメディア利用環境整備機構のリリース
声明:
表現の自由を最大限尊重しつつ
悪質な投稿者には利用停止などの措置や
捜査機関への情報提供を行う
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黒人男性 警官に押さえつけられて死亡@アメリカミネソタ州ミネアポリス
男性は病院に搬送後、死亡が確認された
地元警察:通報があり抵抗したため対応したと説明
その後、警察官4人は解雇された
(解雇だけ? 殺人罪じゃないの???
数千人が警察への抗議デモに参加
FBI も警察の対応を捜査
大坂なおみちゃんもこのニュースに関して
毎日のように Instagram のストーリーズで投稿している
アメリカの
人種差別問題は本当に根が深いなと改めて思ったけれども
差別はどんな人の心の中にも大小あると気づくことが大事
日本では同じアジア圏への差別が根強い
「男の子でしょ 泣かないの!」も男女差別 LGBTもそう
ヴィーガンで言えば、犬猫はペットだから可愛いけど
家畜は美味しい「食肉」だから、ヒトに食べられるために生まれてきたんだとか
例を挙げたらきりがない
まず1つずつ気づくこと
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感染症の歴史
【世界を変えた感染症の歴史①】@中田敦彦のYouTube大学
【コロナショック①】ウイルスとは何か?@中田敦彦のYouTube大学
現在、新型コロナウイルスの感染症が大きな影響が出ていますが
実は日本の歴史を振り返ると
これまでにも感染症の流行は繰り返し起きています
【今年の入試で出題された問題】
(結核ってそんなに古いの?!
スペイン風邪(インフルエンザ)は第1次世界大戦中に世界中で流行した
およそ100年前の第1次世界対戦のスペイン風邪が猛威を振るいました
世界で約50000万人が感染
1700万人~5000万人が死亡したと推定されています
(やけに数値が離れてるな
Q:いろんな時代ごとに感染症の流行を経験していることが分かるのですが共通点はありますか?
医学の歴史に詳しい順天堂大学助教授:
海外との交流が日本に新しい感染症をもたらして流行したということが見えてくる
古墳時代の出土した骨を見ると結核だったとわかる骨がある
それ以前の縄文時代には結核の跡の骨がないことから
おそらく
稲作などと一緒に大陸から持ち込まれたことが考えられます
Q:
ここ最近コロナウイルスの話でよく言われるのが
グローバル化した経済がもたらすパンデミックとセットだと言われていますが
古代からそうなんですね
教授:
これは戦死した人よりも多くの方が亡くなったということです
Q:日本はどうだったのでしょうか
その頃の状況を記した記録があります 「流行性感冒」
並んでいる数字は各地の感染者数です
当時の人口の40%以上が感染して
関連する疾患と合わせると45万人を超える方が亡くなったそうです
当時の政府はマスク、うがいを奨励するポスターなどを人の見えるところに貼ったり
人がたくさん集まる劇場や映画館、電車、バスに感染が流行している場合には
出かけるのを控えるよう通知を出しています
呼吸器系の疾患ですので人との接触、会話などで感染するということは
当時も分かっていましたので、それに対する対策が行われていました
(ていうか100年後の今も同じ対策って全然医療進歩してないじゃん
同じ時期に撮影された写真です
スペイン風邪の予防を流行を予防するために揃ってマスクをしています
日本でマスクの使用が広がったのはこの時からと言います
Q:感染症というのは毎回繰り返されていますが、そこから私たちが学んできていることは何ですか?
医療に関しては現代は格段に進歩していて
かつてなら治らない病気が今は治る(そうか?
変わらないなと思うのは、病気になった人や
発生源となった国や地域に対する偏見は昔からあって
病気以外で苦しむ人が出てきてしまう
それは過去を振り返って常に意識して
そういう人が出ないようにしなければなと思います
(病気自体じゃなくて、人の
偏見や差別が変わらないといけないっていうことか
【スペイン風邪(インフルエンザ) 日本の死者数】
(今もインフルエンザで亡くなる人は絶えない
一旦収束した後、2度、3度と感染が広がって
特に第2波では第1波と変わらないほど多くの方が亡くなっている
もちろん当時と今とでは医療体制に格段の違いがありますけれども
第1波と第2波の狭間でどれだけ次の感染拡大に備えられるかが重要
感染のリスクを下げる生活ですとか
医療体制の充実をここで測っておくこと
編集長:
歴史は繰り返すと言いますけれども
繰り返してはいけないことこそ
歴史から学ばなければいけないと強く感じますね
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毎年、別の型ができて世界中で死者が多数出るインフルエンザ
毎年、メディアで取り上げてきたのに、今年はコロナの話題で
まったくインフルエンザの「イ」の字も出てこないのがフシギで仕方ない
一体、どちらのほうが感染者数・死者数が多いか比較して流して欲しい
コロナによって
「昨日まで何人死んだ」「今日は何人死んだ」と恐怖を煽るっ報道ばかり
交通事故やほかの死亡者数との比較もないから
どれだけの危険度なのか分からない
テレビや新聞は、視聴率、スポンサーなどの関連で
偏った情報しか流れていないことに気づく時
「不安」に駆られている人は、ずっとテレビの前に座っていないか?