花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

主治医との会話

2009年02月05日 | 社会・事件・ニュース
昨年末と先月行った2つの病院でのことだ。

先ずは昨年末のがんの病院で。その日は6ヶ月振りの放射線科の検診日だった。
超音波検査室のベッドで、上半身バスタオルの姿になって医者を待つ事15分。
やっと現れた50歳代の主治医に、「先生、お元気でしたか。」と聞いた。
すると思いがけない返事が。
「過労で1ヶ月入院していました。今はどうやら元気になりました。」
私、「そう言えば半年前の先生のヤツレタ顔を思い出します。大事にして下さいね。」
私の検査は、異常なしだった。

次は先月、循環器で2ヶ月に1度、罹っている総合病院内科でのこと。
診察室に入ってから、「先生、こんにちは。暫くですがお元気でしたか。」と、30歳代に見える女医さんに声を掛けた。
するとまた、思いがけない言葉が返って来た。
「元気で無かったの。1週間、過労で入院しました。」
血圧を計測してもらいながら、私、「多分そうなるのではと思っていました。無理をしないで大事にして下さいね。」
先生、「ありがとう。」

こう続いて、2人の主治医から同じ言葉を聞くとは本当に驚いてしまった。
私が行く病院の医者は、どの医者もめい一杯、働いていると思う。
近年、大きな病院では、カルテの電子化に伴って、医者にパソコン入力の仕事が増えた。
手書きに比べて、パソコン画面を注視しながらキーボードを操作するのは、目、神経共に凄く疲れる仕事だと思う。
加えて、患者の増加に医者の数が追いつかない状況が見られる。予約で行っても、いつも1~2時間は待たされる。

しかしどの病院も、採算性を考え、ぎりぎりまで医者を働かせている様に見える。
おまけに日進月歩で高度な医療機械が進歩し、それに伴う高度な医療技術が医者にも求められるのだ。放射線科、外科などはまさにそうだと思う。

循環器の先生は、私の血圧を測り終えた時、突然、「孫はいるの。いたら医者にさせなさいよ。」と言い出した。
私は、「孫はいるけど、まだ赤ちゃんです。しかも簡単には医者にはなれないでしょう。」と答えた。
すると「大丈夫だから、頑張らせなさいよ。」と、また続けた。私は黙った。

その時、彼女はどんな理由で私にそんな事を言ったのか見当が付きかねるが、私は内心、「孫には、過労で倒れるかもしれないような仕事はさせたくないです。」と、言いたかったのだが、それは言わなかった。

今回は高血圧の薬を変えて貰ったのだが、彼女は分厚い本で薬価まで調べて、今までのよりも高くならないような薬を新しく選んでくれた。
今後何とか国の法律が変わり、現状の医師不足、医師の働き過ぎなどの問題が解消される事を望みたい。
市民の命が係っているのだから。


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ゆすら梅のジャム作り

2008年08月22日 | 社会・事件・ニュース
昨日、農園に友人が来たというので2週間ぶりに行って見た。
長ネギ、玉葱がさらに生育したのに驚いたし、先月10日に種蒔きをした秋大根の葉が大きくなっていたのにも感動した。
インゲン豆『モロッコ』は、ぎっしり付いたさやが育っていて、友人だけでは食べきれないと言われたので、私も摘んでかなりな量を頂いた。

昨年、採ってジャムを作ったゆすら梅(山桜桃)の木に、今年も直径6mm位の真っ赤な実がぎっしり付いていた。
友人は面倒なのでそのまま放置すると言うが、私はもったいないと思ったので、頼んで一緒に小さな実を摘んでもらった。
二人でそれぞれざるを持って摘んだので、15分程度で摘み終わった。
「同じ職場で働いていた頃、まさかこの様にして一緒にゆすら梅を採るなんて想像もしなかったよね。」と言って二人で笑った。

帰宅してから夕食後、早速ジャム作りに取り掛かった。記録の意味でレシピを書いておくことにする。

①先ず良く水洗いをし、ごみと痛んだり未熟な実を除いた。計量したら1.2kgもあった。
去年は560gだったから2倍採れた事になる。去年、収穫後に小枝を剪定して、お礼肥えをやったからだと思う。

②ゆすら梅をホーロー鍋に入れ、水を加えて火に掛け、沸騰後10分中火で煮た。湯が綺麗な赤紫になった。
(この時、水の量が多過ぎたらしく、煮詰める段階で時間がかかる事になった)

③②を大きめのボールの上に置いたざるに移し、水分はボールに落とした。
実をざるに入れたままの状態でポテトマッシャーで潰し、取れた果肉を下に落とした。ざるに残った種は200gだったので、果肉の重量は1kgだった事になる。(写真は用いた道具と残った種)
(去年は、裏ごしに掛けたので時間がかかったが、このやり方では30分でできた)

④再度、果肉の溶けた水を鍋に移して火に掛け、沸騰後は弱火で水分を蒸発させた。
途中で40%(400g)の砂糖を加え、時々木べらで混ぜながら煮詰めて行った。
去年の倍の量だったのと水分を多く入れすぎたので、結局、煮詰めるだけで2時間10分もかかり、完成したのは10時を過ぎていた。ずっと立っていたから腰が痛くなった。でも計量したら960g、去年の2倍以上もできた。

⑤できあがった甘酸っぱいジャムを、煮沸消毒をした空き瓶数本に詰めた。来週、友人に上げたら何というだろうか。楽しみだ。

 ① ③ ④

 ⑤ 

今朝、トーストに付けて食べて見た。去年よりも美味しくできた様に感じた。無添加で、原材料100%本物のジャムができた。

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