花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

菜の花が咲く中国雲南省の旅 (1)

2009年03月01日 | 海外旅行「中国Ⅰ」四川省・雲南省

ただ今!昨日、無事に帰国したが、今回の旅については、先ず出発した21日の状況から報告したい。

前日から大雪が続いていたので、私は早めに起きて先ず玄関前の除雪をした。
何時もならJR駅迄徒歩で行く所なのだが、その日は道路が除雪されていないのでスーツケースを持って歩けない。そこで予定より早めの10時にタクシーを呼んだ。
すると運転手が、「朝からJRは1本も動いていないので、空港に行くならこのまま真っ直ぐ向った方が良いのでは。」と言う。
私は2万円以上もかかるかも知れないタクシー代は余分に持ち合わせていなかったし、悩んだ挙句、思い切って駅で降ろして貰った。
するとやはりJRは、まだ上下共、1本も動いていないという。

しかし20分もすると「除雪が済んだので、空港行き『快速エアポート』が、各駅停車で札幌駅を出る」という駅内放送があった。
何てラッキーなのだろうか。その列車を待って、空港に無事に到着できた。

札幌から高速バスで来る予定だった友人は、高速道路が閉鎖されたため、急遽動き出したJRに乗り変えて、私より大分送れて駆けつけて来た。
(という事は、私がもしもタクシーで空港に向ったとしても、時間はかなりかかった事だろうと思った。)
遠方地域からの参加者は、前日から札幌に来ていたらしく、添乗員に聞くと全員無事に集合できたという。

新千歳空港では、出国手続きを済ませ、搭乗口の待合室で待機した。
所が2時間以上遅れていた台北行きの飛行機が欠航を決めたという放送があり、多くの人がガッカリしながら出て行った。残った私たちも、不安な気持ちで待機し続けた。
すると私たちの乗る中国国際航空機は、雪が止んだ3時間後、北京に向けて17時に飛んでくれたのだ。
これが2つ目のラッキーになった。

3時間半後、広大な北京空港に着くと係員がつきっきりで誘導してくれ、入国審査、荷物受け取り、国内線への移動(これが長距離で大変だった)、改めて荷物預け、搭乗安全審査と全てを30分程でこなし、本来なら間に合わない筈の雲南省の省都・昆明行きの国内線にやっと搭乗することができた。
これは3つ目のラッキーだった。

昆明に着陸した時刻は、日本とは時差1時間の現地時間22日1時になっていた。何と家を出てから16時間が経っていた。
ホテルに着いてベットに横になれたのは2時半頃。正直疲れ果てたが、3つのラッキーが重なって気分は幸せだった。

 (写真①雪が止んだ滑走路の除雪風景 ②北京空港ではシャトルに5分間乗って、国際線から国内線に移動する ③真夜中の昆明空港荷物受け取り場。世界遺産の大きな写真が掲げられていた)

 ② ③


コメント
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