「新型コロナ」の感染が一段落して、北海道も自粛規制が緩くなったが、その後、札幌や函館、小樽でクラスター感染が報告されていて、気を緩めれば北海道の場合は第3波が起こるかもしれないと思う。
今までは若者の安易な行動が問題視されていたが、ここに来て高齢者の「昼カラ」が感染源になっていることが指摘されている。高齢者の中には、カラオケが生きる張り合いになっている人が多い事が理解できる。
「新型コロナ」では、「ソーシャルディスタンス」「外出の自粛」が要求されるように、家族や近親の人々との何気ない近接してのコミュニケーションを破壊する困ったウイルスだ。人間が原始依頼育んで来た人と人との交流、コミュニケーションこそ人類社会の歴史を作って来たというのにだ。
また、自粛が解かれた地域でも、今回始めた「インターネット」を駆使しての自宅勤務がそのまま残る事業所が出て来ているという。職場に労働者が集まって仕事をする意義である課題の共有、話し合い、討論、先輩から学ぶこと、協力しあうなどの場が少なくなって、労働現場が今まで営々と培って来た人間として互いに成長する大切な 機会が失われるのではないかと心配する。
しかし長い目で見れば、今、このウイルスの感染を叩いておかないとだめだとは思う。自粛か経済振興か、二律背反の課題が対立しているが、今はコロナを恐れながら、注意深くできることをする以外ないのかも知れない。
前回、庭の風景を投稿してから9日が経った。もうすっかり「バラの庭」の風情だ。
本州では「真夏日」の地域があるにも関わらず、当地はここ数日間、気温が低く、曇りや小雨で寒いような天候が続いている。明日からはやっと気温が例年並みに戻りそうだ。
写真は今朝の庭の様子である。