花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

10月の庭仕事(3)日本被団協が「ノーベル賞」の平和賞受賞

2024年10月12日 | ガーデニング・家庭菜園

昨日「ノーベル賞」の「平和賞」を受賞した「日本被団協」の組織と、長年活動して来られた被爆者の皆様に、心からお祝いを申し上げます。

昨夜、TVにこのニュースが飛び込んで来た時、驚きと共に彼らの長年の苦難の活動を思い、涙が出た。画面の中に少しだけ流れた「原爆許すまじ」の歌声を聞き、私も若かった60年程前に、皆で唄いながら町中を行進した事を思い出したりもした。

近年、ウクライナや中東で核兵器を使用する脅威が高まっている。また、核施設が標的として爆破される不安も高まっている。

こうした中で、「ノーベル委員会」は、この受賞理由として「核兵器の無い世界の実現に尽力し、核兵器が二度と使われてはならない事を証言を通して示して来た。」としている。

今朝の新聞によると、今世界では12,000発を超える核弾頭が有り、もしそれが使われれば、未曾有の死者と環境破壊が起き、人類の文明も破壊される恐れがあるという。

私は今まで世界で唯一の原爆の被害を、自らの過酷な体験を通して世界に示してきた「被団協」の皆さんの活動に改めて敬意を表し、国連の「核兵器禁止条約」を批准していない「日本政府」が、これを機に批准することを願いたいと思う。

「日本被団協」の活動は、この世界からもう二度と核兵器が使われないように、できれば核兵器が無くなるときが来るまで続けて欲しいが、協会に参加してきた原爆の被害者はやがていなくなる。その時、日本人として多くの人達が、彼らの意思を受け継いで行くべきだと思う。


今朝の庭に秋を謳歌して咲いている花だ。改めて世界中にこうした花々が何時までも咲き続ける事を願いたい。