昨秋から伯母と一緒に簡単な「クロスワードパズル」をし始め、やがて本格的なパズルの月刊誌を買い出してから、かれこれ3ヶ月近くなる。
昨日は、私にとって4冊目となる月刊誌を買った。
伯母は夜8時には自室でベッドに入るので、それから2時間ほどが私の自由時間だ。
私も寝室に行って「クロスワードパズル」の雑誌を開く。
1つの問題で易しければ10~15分かかり、難しければ30分~1時間も掛かる。
問題が縦横で1000もあれば、2日以上かかる。
1冊の雑誌に全部で60問ほどあるので、10日程は楽しめる。
この間、「クロスワードパズル」を通して自分の不得手な分野が見えて来た。
先ず、芸能関係と現代音楽関係、それと各種スポーツの知識の無さだ。
昨夜も問題に取り組んだが、歌手やタレントの名前、家族関係、どんなドラマや邦画に何の役で出たかなんて問われてもさっぱり分からないのだ。
TVで日本のドラマはたまにしか見ないし、歌謡番組も聞かないのだから仕方が無い。
おまけに自分では軽登山は8年間ほどしたが、それ以外のスポーツはたまたま観戦しただけで、関心があった訳ではないからだ。
それともう一つは、私自身が戦後の新制学府で新しい教育を受けて来たので、「教育漢字」以外のそれ以前の旧漢字は知らないに等しい。
例えば「仏蘭西」は読めても「西班牙」や「澳門」を何と読むかと聞かれても分からない。(スペイン、マカオだそうだ)
また、「故事ことわざ」に至っては、何百とある中で知っているのは数分の一だろう。
それらが問題に出ているので、どんな人が問題を作っているのだろうかと思う。
それに比べると、日本や世界の文化、生活知識、歴史問題などは、比較的簡単に答える事ができている。
確かに忘れている事がらでも言葉の1字でも分かれば思い出す事ができるという記憶力は、人間の脳の凄さだなあと今更の様に自分で感心してしまう。
だからこれを楽しみながらしていると、脳の記憶分野から過去の記憶を引き出す事を通して、多分、「認知症予防」の立派な訓練になりそうだと思えて来る。
毎月1~2冊、1000円ほどの出費で十分に楽しめるので、ありがたい限りだと思っている。
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先日、80歳を超えた友人と美術展に行った時、何かの作品を観ながら、「ほら、あの人の作品に似ているよね」と言う友人に「そうねぇ、あの藝大の人だよね」と相槌を打ったものの名前が出てきません、友人も、また然り。
うじうじと考える事が面倒な私は、「思い出したら連絡するね」と早々に打ち切ったのですね。
家に戻ってからも思い出しませんから、PCで検索をしようとして、「藝大あの人」ではダメだし、散々考えて、「藝大総長・画家」と入力したところ、たくさん出て来て(当然ですよね)、でも、その中に、彼がヒットしたのです。
もう、お分かりかも知れませんね・・・そう、平山郁夫さんだったのですが、「画家」は思い付いても「日本画家」が思い付かないのです。
早速、友人に電話を入れ、「あの人分かったよ」と言うと友人は「何の事?」と言うのです。
ホント、笑い話ですよね。
早速コメントを頂き、有難うございました。
今日は朝から湿った小雪がずっと降り続いています。
夕方には除雪が必要でしょうね。
そちらは大した降雪も無く、良かったですね。
立春が過ぎましたが、本当の春が待たれます。
平山郁夫さんの絵を見られたんですね。静かな印象でしたか?
絵の具の塗り方も日本画でべったりとしていますから、特徴がありますね。
ただ、題材が日本画の枠を出たものが多いという特徴がありますね。
伊豆の花さんは違いますが、友人には認知症の前兆があるかも知れないですね。
兎に角、この年になると、色々なものを見たり聞いたりして、脳を鍛える事はますます必要だと思っています。