伯母は、12月には満98歳を迎える。
「クロスワードパズル」に興味を持ち、私と一緒に解き始めた事がきっかけで、自分が漢字や色々な語彙を知らないことに気づいたという。
大正8年生まれの伯母は、家庭事情から小学校には3年生までしか通えず、親戚の家の「子守」に出されたそうなのだ。
結婚してからは身内への連絡は電話を掛けていたので、手紙を書いた事はほとんど無いと言う。
それで「『小学校2~3年生の漢字学習』というものが有ったら買って来て欲しい。」と言うので、100円ショップで見つけて買って来た。
また、升目になっている『漢字練習帳』というノートも与えた。
すると白内障・緑内障のために視力が0.07しかない目で、毎日4~6時間も学習帳に向き合って一生懸命練習するのだから驚く。
数日前には流石に頑張り過ぎて疲れてしまい、夕食後直ぐに寝てしまったこともある。
伯母が書く漢字は「筆順」もなっていないし、「偏」もいい加減なので、手本があっても誤字を書き、上下左右のバランスも取れない。
私が見て、間違った字の正しい書き方を教えると、鉛筆書きのその字を消しゴムで消して、また書き直す。
物忘れが多くなって来て、昨日書けた漢字も今日は忘れてしまうという繰り返しをしているが、兎に角、伯母の学習意欲と集中力は相当なものだ。
もし、目がハッキリと見える60代に漢字学習を始めていたら、きっと素晴らしい漢字習得力だっただろうと悔やまれる。
しかし、今は「勉強は、いつから始めたとしても、遅いという事は無いから」と毎日、伯母を励ましている。
伯母に言わせると「この年で新しい字を覚える事が楽しい。」のだそうだ。
「クロスワードパズル」に興味を持ち、私と一緒に解き始めた事がきっかけで、自分が漢字や色々な語彙を知らないことに気づいたという。
大正8年生まれの伯母は、家庭事情から小学校には3年生までしか通えず、親戚の家の「子守」に出されたそうなのだ。
結婚してからは身内への連絡は電話を掛けていたので、手紙を書いた事はほとんど無いと言う。
それで「『小学校2~3年生の漢字学習』というものが有ったら買って来て欲しい。」と言うので、100円ショップで見つけて買って来た。
また、升目になっている『漢字練習帳』というノートも与えた。
すると白内障・緑内障のために視力が0.07しかない目で、毎日4~6時間も学習帳に向き合って一生懸命練習するのだから驚く。
数日前には流石に頑張り過ぎて疲れてしまい、夕食後直ぐに寝てしまったこともある。
伯母が書く漢字は「筆順」もなっていないし、「偏」もいい加減なので、手本があっても誤字を書き、上下左右のバランスも取れない。
私が見て、間違った字の正しい書き方を教えると、鉛筆書きのその字を消しゴムで消して、また書き直す。
物忘れが多くなって来て、昨日書けた漢字も今日は忘れてしまうという繰り返しをしているが、兎に角、伯母の学習意欲と集中力は相当なものだ。
もし、目がハッキリと見える60代に漢字学習を始めていたら、きっと素晴らしい漢字習得力だっただろうと悔やまれる。
しかし、今は「勉強は、いつから始めたとしても、遅いという事は無いから」と毎日、伯母を励ましている。
伯母に言わせると「この年で新しい字を覚える事が楽しい。」のだそうだ。
こちら台風の影響で、時折、強い雨が降りますが、今のところ問題は無いようです。
もう、雨も台風も、アキアキという心境です。
伯母様の向学心に尊敬を感じますね、素晴らしい!と思います。
我が身を振り返って見れば、確かに、勉強はしましたが、それは、学校というカリキュラムに乗っかっていたに過ぎず、心からの向学心は無かったように思います。
「学びたい」という突き上げる要求が、もしその時にあったら、もう少し、ましな人間になっていたかも知れないな・・・と、ちょい後悔(後悔先に立たず・・・ですが)の気持ちがしています。
僭越ながら、「ハングルを学ぼう」という今の気持ちは、少~し、伯母様に近づいているのかも・・・と。
早速コメントを頂き、有難うございました。
伊豆地方は今日も強い雨雲が掛かっていましたね。
台風の通り道で長年暮らして来た方々に敬意を表します。
私ならきっと逃げ出すかも知れません。
そういう私も、冬は大雪と寒さが厳しい北国に住んでいるのですから、誰に取っても「住めば都」になるのでしょうか。
ところで伯母にお褒めの言葉を頂き、有難うございます。
私なら1日中書き取りなどできないと思うのですが、伯母は次々と新聞の見出しや本から知らない字を見つけては書き取りをしています。
きっと字が書けなかった事が、これまで劣等感になっていたのかも知れません。
伊豆の花さんは、前向きに学習したからこそ自立をはたしたじゃあないですか。
その気持ちは、韓国語に続いているものと受け取っています。
どうか頑張って下さいね。