2月の大雪で薔薇が数本折れて枯れてしまったので、今まで1カ所に2本ずつまとめて植えてきた「クレマチス」を分けて薔薇の後に植えた。それが先日から開花し出した。
今ある「クレマチス」は、ほとんどが晩秋に地上10cm程を残して強剪定でき、春に新枝が芽吹いてその枝に花が咲く種類だ。この種類は雪が積もる冬場の管理が楽なのだ。初夏から弦がどんどん上に伸びて絡まるので、弦を外しながら支柱に巻き付けるように仕立てるのが難しい。今回は2本だけ掲載した。
この薔薇は一昨年、玄関前に植えたイギリス製の「ロビンフッド」だが、昨年は全く蕾を付けなかった。今年3年目で初めて花を見ることができて嬉しい。ゼラニュームレッド色で径3cmの小花が集まって咲く薔薇だ。
枝が折れてしまい、もう駄目かなと思っていた「ピエール・ド・ロンサール」が根の脇から新芽が出て来て、背が低いが、この度開花した。花の大きさは前と同じだ。喜びも一塩だ。今後のために今の新枝を大切にしたい。
この薔薇は「ブラックティ」だ。毎年「うどんこ病」になるが、今年は雨が少ないので、今の所元気だ。
これは、毎年元気に花を咲かせてくれるが、やはり「うどんこ病」には弱いドイツの薔薇「ラヴァグルート」だ。色合いからか、名前の意味は「燃える溶岩」だそう。今年は花が大きいように感じる。
次のはつる性の「サマーメモリーズ」だが、当地では夏が短いので、ほとんどのつる性の薔薇は、余り伸びないうちに冬が来てしまう。
この薔薇はイギリス製の「ワイルド・イブ」で、多弁大輪八重ロゼット咲き。棘が少なく、ふんわりと優雅に咲く。
歩道に沿っている土手の端で「ラベンダー」が開花した。数年経つと根が大きい木になる。我が家では植える場所が限られるので、大きくなると処分して来たが、その前にこの木は簡単に挿し木ができるので、今年は3本ほど挿し木して来年に備えようと思っている。