霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

農業委員会

2022-06-09 21:07:52 | 経営
    農地の売買や賃貸借の際は農業委員会の許可が必要となる。
   また、山林や原野を畑に地目変更した場合も届け出が必要となり、年一回
受け取る耕作証明も農業委員会に申請する。
 そんな身近な存在の農業委員会が「一番有難い」と思えるのは、認定農業者
が農地を取得する際「不動産登記手続きを代行」してくれること。
 自分自身で登記申請する場合、奥州市の法務局まで3~4回往復する煩雑さ
が伴うので「大助かり」となっている。

 (乾季から雨季に代わり、ようやく枝豆が芽を出して来た)
 昨日、農業委員会から耕地の形状を変えたり溜め池を埋めたりする場合、
「届け出が必要」との連絡が入り、春に圃場整備を終えた後山の耕地の公図
や工事前後の写真を添付して届け出を済ませて来た。
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土嚢の設置

2022-06-09 21:07:52 | 経営
 耕地整備工事で半分以上が一時的に「不毛の大地」となった後山の畑は、
堆肥を散布して耕起を終え半分以上は既に播種も終えていた。
 しかし、雨で湿気が抜け切れず播種出来ずにいた北側の下半分が断続的
な雷雨に襲われたのは2日(木)のことだった。

 水を含んだ裸の大地に豪雨が襲ったため、雨水を吸収し切れず土砂の一部
が低い溝を通って下の「集落最大の堤」に流出していたことが5日の朝にな
って判明した。
 作物や雑草が生長すれば土砂が流出することは無いのだが、その前に豪雨に
見舞われたのがアンラッキーだった。








 工事を担っていた業者に相談したところ直ぐに対応策を講じてくれた。
 堤に流入してしまった土砂を水の中から取り出して土嚢に詰め、土砂の流出
を防止する「砂防ダム」を設置してくれたのだった。
 
 6人のマンパワーによる一石二鳥の対応に「さすがプロの仕事」と脱帽させ
れた。
 (午後2時現在の工事中の写真。4枚目は下の堤側から撮ったもの。)
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後山の畑

2022-05-16 21:11:20 | 経営
 草刈り稼働の削減が主目的だった後山の畑の圃場整備が今日終了した。
 周囲を囲い厚い壁となっていた竹藪を根こそぎ剥ぎ取って貰っただけでも
経費を掛けただけの価値があったと受け止めている。
 
(北側)
 (南側の今回整備分)

 夕方、仕事を終えた業者を見送ってから早速ブロキャスを使って炭カルの
散布を行った。
 明日になると堆肥が搬入されるので今度はマニアスプレッターで散布し、
すき込む耕起作業がスタートする。

 今回の圃場整備で南北に16枚あった畑が3枚に集約され耕地面積も広くなっ
たが、これだけ広く長くなると管理機での除草では気が遠くなる。
 二畝おきに畝間を広くし「トラクタ耕起による畝間除草」という新しい方法
にチャレンジするつもりでいる。
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畑の排水対策

2022-05-14 19:42:10 | 経営
    外注していてた後山の圃場整備が16日で完工することになった。
   保留していた耕起や堆肥散布に早々に着手しなければならないが、一カ所
だけ水の湧く場所があり作物にワルサをするので、塩ビ管30m余を埋設して
排水することにした。

  雑事が重なって出発出来なかったが、ようやく午後の四時過ぎになって
バックホウの運搬が可能となり、僅か2時間余で埋設工事を終えることが
出来たのは、これまでの経験とノウハウの賜物と自己満足している。


(写真は掲載を漏らした田植え最終日9日の高森の風景)
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土手が緩傾斜の畑に

2022-04-22 20:39:43 | 経営
    草刈稼働を削減させるための圃場整備については、後山の畑は外注してい
るが、小規模工事については直営で実施しており、川向の畑に続き市野々に
ついても長く高い土手三本を掘り崩し、緩傾斜の畑に変えることが出来た。
 「案ずるより産むが易し」で予想した難工事とはならず、短時間で済ます
ことができ、また、トレーラーでのバッマクホー運搬も順調だった。


 土手の解消によって削減できる草刈り稼働は計り知れないものがあり、
稼働面の負担だけでなく精神的な負担も大幅に軽減化される。
 これによって浮いた稼働は、本来の「畑の中の雑草対策」に振り向けら
れるものと期待している。
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