霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

里山ビジネス

2006-05-18 19:15:17 | 山菜
バッケ(フキノトウ)、ヨモギ、シイタケ、タラノメ、コシアブラそれに「里山の小枝」等の山の幸を販売することを我が家では「里山ビジネス」と呼ぶことにした。ネーミングも大切で、このように呼ぶと単なる山菜採りも少し格調高くなったような気がするから不思議だ。
野菜同様大量出荷する訳ではないので大きな金額とはならないが、楽しみながら日々の貴重な現金収入の獲得を目指している。

ワラビやフキと並んでこれからの「里山ビジネス」の主役となるのがミズだ。
決してメジャーな山菜ではないが、漬物、お煮つけ、オヒタシ等で美味しく食べられるうえ、秋に収穫できる実は漬けて食べるとトロロのような粘り気がある珍味で結構ファンも多い。
ミズも息の長い山菜で、5月中旬から8月ぐらいまで収穫できるほか、秋には実も収穫できるので、継続的な里山ビジネスを展開するうえでは欠かすことができない山菜のひとつとなっている。



我が家の屋敷林は、一部湿地となっている部分もあるため、杉林にはあまり適していないが、ミズには最適の環境のようだ。写真のようにほぼ林全体にミズが群生している。
山菜というよりも畑の野菜を採る感覚で収穫できるのが嬉しい。
この林を「豊饒の林」と名づけたのは決して誇張ではないことがご理解頂けると思う。

今朝ホウレンソウを出荷しようとしたら、昨日の分は見事に完売していた。先日売れ残ったのは何かのタイミングの悪さがあったようだ。この分なら別に値下げすることも無いと思ったが、ブログで公表したことでもあり、今日の分までは値下げした価格で販売することとした。
コメント (2)
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