一段落

今日は朝から雨。雨合羽を着て植え直しを行い、気になっている所をほぼ終えることができた。
一部残っていた苗の配達も今朝が最終便となり、軽トラックの苗を載せる棚も取り外した。
明日取りに来られるお客様が持ち帰ると、苗箱で一杯となっていたハウスがようやく空になる。
ホット一息つける瞬間だ。
しかし、だからと言って休みを取れる訳ではない。今度は田んぼの畦道の草刈りが待っているし、今まで手が回らなかった畑仕事もやらなければならない。
農家が本当にノンビリできるのは、農閑期の冬だけ、という気がする。



雨の夕方、庭と西側の風景。庭はジィチャンが素人の自己流で少しずつ作って来たもの。
青く薄く見えるのは、隣家との境界線上に立っている防風ネット。作物やビニールハウスに当たる風を緩和する役割を果たしている。　

緑が日増しに濃くなって行く景色をこれほどジックリと眺めたのは初めての経験だ。
別に絶景という訳ではない普通の景色であるが、四六時中見ていても飽きることのない素晴らしい魅力を新緑の野山は持っている。