霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

「道の駅」総会

2006-05-29 22:02:42 | 野菜
厳美の「道の駅」の正式名は農事組合法人「美の郷」(いつくしのさと)だという。出荷している生産者が組合員になっており、年一回の通常総会が本日開催された。
オバサンが生活研究グループの会合と重なったので、オジサンが社会見学のため代理出席となった。
総会の冒頭で、売上げに大きく貢献をした生産者が優良組合員として表彰された。
いずれも、朝の出荷時に顔を合わせることの多いやり手のオバサマ達ばかりだった。
総会は色々な意見が出て活発な議論が為された後、最終的に事務局案が満場一致で承認された。

最後の要望の中で、道の駅で苗を売る場合に使った農薬を表示することを統一すべきではないか、との意見が出たのに対して、議長や役員が本日からスタートしたポジティブリスト制度(食品衛生法の残留農薬基準)と混乱して回答していたのはご愛嬌というべきか。
何せ、先週オバサンが野菜の苗を買いに行った種屋のオヤジでさえ、種苗法の改正やポジティブリスト制度に全く無頓着だったのだから、現場を知らない方々に理解を求めるのは所詮無理というもの。



本日表彰を受けた内の一人、Cさんは早くからポリシィを持って有機栽培にチャレンジしている方だ。最初にオバサンから紹介して貰った時、前にどこかでお目にかかったような気がしていた。今日の表彰式で拝見した時にハタと思い出した。名前までは知らなかったが、高校時代に一つ先輩のテニス部の人だった。サンバイザーを被ってテニスに打ち込む若き日のCさんの顔を40年前の記憶の奥底から明瞭に再現することができた。
当時、男子バレー部のコート(練習場所は外だった)は、何故か女子テニス部の隣だった。幼少の頃から女性には人一倍関心の強かったオジサンは、身はバレーコートに置くものの「心ここに在らず」で、気持ちと視線は隣のテニスコートに集中していた。それぐらいテニス部には可愛い女生徒が多かった。
オジサンは全校生の8割近くを女性が占める高校で楽しい三年間過ごしている。Cさんを見て、その懐かしい思い出のヒトコマがよみがえった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする