鳩の被害 その三

鳩対策として防風網にするか防鳥網にするかを決断するため双方を試行実施してみた。
結果的に防風網のベタ掛けの方が格段に取り扱いが容易であることが判明したので、多少費用がかかっても稼働がかからない方を優先させることにした。
業者と価格折衝の結果、防風網を安い価格で購入できるようになったこともその要因となった。

今年は既に被害が発生していて、少なくとも三枚の畑で再度の種まきが必要となってしまったが、来年からはこんな被害は「皆無」にしたいもの。



鳩対策や獣対策の電気柵のような余分なコストがかかるのは中山間地農業の「宿命」。
繰り返し何年も使えることを考えたら「必要な初期投資」と思うしかない。

これで夜明けと共に活動を開始する山鳩と「早起き競争をせずに済む」と思っただけでも少し気が楽になった。