霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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海 

2012-02-27 22:58:04 | 景色
釜石で暮らしたのは20年ほど前のこと。
一関から釜石に向かう道を走るのはそれ以来のことになった。



遠野から釜石に抜けるには仙人峠と狭くて長いトンネルを通らなければならなかったが、
新しい立派な道路が別ルートで完成し、時間も距離も安全性も大幅に改善されていた。



目的は津波の被災見舞いと安否確認だった。
釜石から山田町にかけて海岸線を走った時に目に入る津波の被害の大きさに改めて
驚かされたが、それと同時に「海の美しさに感動してしまった」というのも偽らざる本音。



海の見えない山間僻地で暮らしていると「広くて大きい海」は、その存在だけで感動を
与えてくれるようだ。



この穏やかな海が大地震の時に甚大な被害をもたらしたとは信じられない思いがした。
「自然を侮ってはいけないが、恐れてもいけない」と誰かが言っていたが、まさにその言葉通りなの
かもしれない。

コメント
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