土壌検査

昨年の秋に東の山から運んでいた水稲育苗用の土をジイチャンとバアチャンが「オロシ」始めていたが、
毎年恒例のこの作業に突然ストップがかかった。
山土は原発事故による「放射性物質」で汚染されている可能性が高いので「使わないように」という指導が
営農相談会であったのだった。

そんなことを言ったら中山間地の当地は田も畑も皆山土みたいなものなので「何も耕作できないことに
なってしまう」と思われた。
しかし、育苗作業は受託業務なので無視して突っ走ったのではては最終的にお客様に迷惑をかける
ことになりかねない。

不安を抱えたまま作業を進める訳には行かないので受委託関係にあるJAにお願いして「土壌検査」を
して貰うことにした。



その結果が今日出た。
念のため二箇所から採取した土は、どちらの数値も「基準値を大幅に下回っております」との連絡を
受けた。
まずは「ホッ」と胸を撫で下ろした。