昼寝は彼岸まで

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われているが、百姓が昼寝の時間を確保できるのは
「春の彼岸から秋の彼岸まで」と言われている。
ノンビリ昼寝を決め込むことができるのは日の長い季節だけで、日が短くなる季節
に昼寝をしていたのでは仕事をする時間が無くなってしまう。

当地では丁度「稲刈りシーズン」がその変わり目となる。
稲刈りは湿度の関係で午後四時ぐらいで「打ち止め」するので、昼寝をしていたの
では午後の稲刈りの時間が限定される。
従って「昼寝は彼岸まで」は理屈抜きの「当然のこと」として受け止めている。

「昼寝が快適になる」季節に昼寝ができなくなるのは寂しい限り。
しかし、その分夜の就寝時間が早まるのでトータルの睡眠時間は変わらないようだ。



経営の柱として掲げている「少量多品種栽培」は是とするも、それらをすべて産直でも
販売しようとする目論見は余りにも「欲張り過ぎ」で負担が多過ぎた。
里芋も「少し早めの出荷」でお客様に歓迎されていたが、昨年からは自家消費のみに
限定している。