霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

思いて学ばざれば・・・

2012-09-29 18:38:03 | 産直
農業に従事するようになってから本を読む時間が無くなったばかりか新聞さえも読まない日
も多い。
逆に、単調な農作業をしている時間帯には色々な考えが頭に浮かぶ。
過去の事、現在の事、将来の事等々。
考えることに夢中になって「作業ミス」をすることさえある。

そんな時に論語の一節にある「思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」という言葉が頭に浮かぶ。
考えに考え抜いて出した結論が一人よがりの「愚かな結論かも・・・」という疑念は常に払拭しえ
ないでいる。

今回、某産直のトップと面談するに際し、親交のある何人かの生産者仲間の意見を聞いてから
臨んだのはそんな背景もあった。


(この田んぼのモチ米は昨年初めて熊の被害があったが、今年もその形跡が残っていた。
 あまり遠くないところに棲家があるのかもしれない)

面談の内容がどんなものだったかは具体的には書かない。
国会だったら「問責決議」に該当するような無知蒙昧で無責任な発言が「少なくとも三回はあった」
ということだけは記憶に留めておきたい。

[参考]
「学びて思わざれば則ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」
意味は、事を学ぶだけで自分で考えないとはっきりしない(本当の知識は身につかない)。自分で考える
だけで師から学ばなければ(独断・独善の弊害が生まれ)危険である。
コメント
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