間引き菜

霧雨ながら「雨の一日」となった。
農作業には支障が無い程度だったが産直の客足が遠のくのが気になった。
特に、いつもより多目に出した大根の「間引き菜」の売れ行きが心配だった。

案の定、不安が的中し「道の駅」はいつもの平日よりも閑散としていて商品の動きも
芳しくなかった。
それでも「新鮮館おおまち」は完売だったので少し胸を撫で下ろし、夕方近く明日に
備えて後山の畑に向った。


（収穫して来た「間引き菜」は夜の内にパッキングする）

「間引き」は大根栽培には不可欠な作業なので、販売しなくとも「間引き菜」は発生する。
しかし、同じ作業をするなら販売にまで結び付け、せめて「種代ぐらいは確保したい」と
いうのが生産者の正直なところ。
幸い今の時季は葉物野菜が少ないこともあって「間引き菜」は消費者からも歓迎される
人気商品となっている。