平成26年度の「水稲生産実施計画書」を提出する時期を迎えた。
「水稲」と言っても減反の割り当てがあるため半分近くは転作として畑作物を栽培する
計画書となる。
そして、作物によって補助金が違って来るので産直のニーズを最優先に考えながらも
補助金の額も横目で睨みながら計画を練ることにもなる。
就農当初は「補助金はあくまで補助であって主な収入は作物の売上げ稼ぐべし」との
志しを持っていたが、天候によって収穫量が大きく左右され価格も安い畑作物で収支を
ペイさせるのは簡単ではなかった。
また、小麦や大豆などのように大型機械を使った大規模経営が可能な作物については、
小規模農家の価格競争力は「無いに等しい」ことにも気付いた。
更には、欧米等の先進諸外国で「農業者所得の3~5割は補助金が占める」という事実
も農業の置かれている「厳しい現状」として軽視できない。
そんな四囲の状況を勘案すると「補助金は補助でしかない」などと建前論を言っている
場合では無いような気もする。
(スタート時は三枚で済んだ計画書も今では倍の六枚に増えている)
しかし、それでも国の農政は昔から「猫の目行政」とか「農政ではなくノー政」などと揶揄
されて久しい。
安易に補助金に頼るような経営をすると、場当たり的な農政に振り回される危うい立場
になる可能性がある。
補助金の誘惑に若干心を動かしながらも「初志貫徹」を肝に銘じた作付計画にしなけれ
ばならない。
「水稲」と言っても減反の割り当てがあるため半分近くは転作として畑作物を栽培する
計画書となる。
そして、作物によって補助金が違って来るので産直のニーズを最優先に考えながらも
補助金の額も横目で睨みながら計画を練ることにもなる。
就農当初は「補助金はあくまで補助であって主な収入は作物の売上げ稼ぐべし」との
志しを持っていたが、天候によって収穫量が大きく左右され価格も安い畑作物で収支を
ペイさせるのは簡単ではなかった。
また、小麦や大豆などのように大型機械を使った大規模経営が可能な作物については、
小規模農家の価格競争力は「無いに等しい」ことにも気付いた。
更には、欧米等の先進諸外国で「農業者所得の3~5割は補助金が占める」という事実
も農業の置かれている「厳しい現状」として軽視できない。
そんな四囲の状況を勘案すると「補助金は補助でしかない」などと建前論を言っている
場合では無いような気もする。
(スタート時は三枚で済んだ計画書も今では倍の六枚に増えている)
しかし、それでも国の農政は昔から「猫の目行政」とか「農政ではなくノー政」などと揶揄
されて久しい。
安易に補助金に頼るような経営をすると、場当たり的な農政に振り回される危うい立場
になる可能性がある。
補助金の誘惑に若干心を動かしながらも「初志貫徹」を肝に銘じた作付計画にしなけれ
ばならない。