例年、稲刈り時季に栗の実が落ちる。
それを拾って「栗ご飯」や「煮栗」で食べるのが、我が家の「秋の味覚」の愉しみ方だった。
ところが、「稲刈り」以上に稼働がかかり、しかも長期戦となる「枝豆販売」を始めてからは、
「栗拾い」をする余裕も無くなっていた。
また、栗の木は熊を呼び寄せる難点もあって、数本のみを残して伐採してしまっていた。
僅かに残っていた栗の木が、先日から実を落とし始めていた。
それが気になっていた生産部長は、午後の少しの空き時間を利用して「栗拾い」に興じた。
小粒な栗だが、産直に出荷していた当時は「美味」との評価を得ていたので、明日の朝は
「美味しい栗ご飯」にお目にかかれそうだ。