東北悲願の甲子園初優勝を果たした仙台育英の須江監督の「青春は密だから」
が評判となって早くも「流行語大賞候補」にノミネートされたかのようだ。
監督は優勝を決めて宿舎に戻ってから選手達に「目標として来た日本一を
達成出来たが、これを人生のピークとしてはならない。新たな目標を設定して
更なる高みを目指して欲しい」と述べたとのこと。
若いにも関わらずなかなかの苦労人とお見受けした。
その須江監督の座右の銘が「人生は敗者復活戦」。
誰の言葉かと思って調べたら、かの有名な池田高校の蔦監督が甲子園で負けた
後に、引退していく3年生に伝えた言葉だった。

(現役時代の蔦監督。2001.4.28 77歳で逝去)
今まで、野球に勝て、勝て! としか言ってこなかったが、あれは嘘や。
全国制覇する1校をのぞいて、 みんな負けるのが高校野球じゃ。
高校野球なんてものは 人生の一部や。
これからの長い人生。
勝ち続けるなんてむりや。
勝つことよりも、負けるときがほとんどや。
全国制覇する1校をのぞいて、 みんな負けるのが高校野球じゃ。
高校野球なんてものは 人生の一部や。
これからの長い人生。
勝ち続けるなんてむりや。
勝つことよりも、負けるときがほとんどや。
大切なことは、腐らず生きて、生きて、生きて、生きのびることや。
人間は死んだらあかんのや。
人生はな敗者復活戦や。
わしも池田高校を甲子園につれてくるのに20年もかかった。
人生はな敗者復活戦や。
わしも池田高校を甲子園につれてくるのに20年もかかった。
せやからおまえらも 負け続けても頑張れ。