霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

今年も「百姓の来年」

2022-08-16 03:35:54 | 穀物
    雨が極端に少ない10年程前、多数の生産者が畑作物の不作を嘆いていたが、
逆に我が家は豊作だった。 
 それは「粘土質で水はけが悪い」という我が家の畑の特徴がプラスに作用した
ものと受け止めていた。

 しかし、一般的に畑作物は湿気を嫌うので、近年のように雨が多いと雑草
繁茂し作柄も良くない。
 特に転作田でのトウモロコシ栽培は「不作の連続」となっている。
 発芽率が悪く生育不良の場合は「早々に諦めて廃棄すべし」が今年の結論
なったが、転作田でのトウモロコシ栽培からは「撤退すべし」が正解かもし
れない。


 今年の初収獲となった朝採りトウモロコシ。
 大規模栽培の農家は毛や皮を付けたまま販売しているようだが、「中規模播種、
小規模収穫」の我が家ではお客様の生ごみ削減に配慮し取り除くようにしている。

(参考)
  毎日新聞社説
「22平和考 食料安保と日本 リスク直視し政策点検を」(2022.8.16)から抜粋

   食料安全保障を脅かす要因はさまざまだ。新興国が著しい経済成長を遂げ、
食料需要が急増した。トウモロコシなどを原料にしたバイオ燃料の普及が食料
不足への懸念を高め、気候変動の影響と見られる穀物の不作も相次いでいる。
コメント (2)
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