鳥インフルの蔓延防止のため家畜保健衛生所の職員が毎年指導に訪れて
いる。
零細農家が何万羽も飼育する養鶏業者と同様のチェック体制を維持する
ことは実行上不可能なことから、鶏舎に入る際に石灰で消毒した長靴に
履き替えるよう指導を受けた。
その際に色々と貴重な情報を得ることが出来た。
・破傷風菌は空気を嫌うので深い刺し傷等で毒が蔓延する。
その症状としては最初に「口が動かなくなる」ことが多い。
鶏にサルモネラ菌はあるが破傷風菌は無い。
・一度に44羽もの鶏を襲うのはイタチではないか。
イタチは食欲を満たすためだけでなく興味本意で襲う。
・カメムシ防除によってミツバチが大量死した等の情報は県内では無い。
・アニュマルウェルフェアの批准に向け、日本でもゲージ飼いは減少
傾向を辿るものと思われる。
鶏卵価格が元の低価格に戻ることはない。
平飼い卵の県内の販売単価は1個百円が相場のようだ。
磐井病院の西病棟4階で先日の雪冠の栗駒山が見えたとのことだが、今日は
雪が消えていた。