総務省郵政行政消費者相談室 様
先日、「郵便局窓口での摩訶不思議な出来事」について相談し、「郵便局の
お客様相談窓口」を紹介された熊谷と申します。
総務省指定の本社相談窓口なので、それなりに真摯に対応してくれるものと
期待しましたが、「郵便局窓口での摩訶不思議な出来事 その八」に記載した
通り残念な結果に終わりました。
貴職の前回のメールでは「総務省は、法令の定めるところに従い、日本郵便
株式会社を監督・指導しておりますが、顧客対応や個別のサービスにかかる事
項については、日本郵便株式会社を監督・指導する権限はございません。」と
のことでしたが、郵便局窓口での「社員の不正」並びにその発覚を隠蔽しよう
としてお客に濡れ衣を着せる行為、更には監視カメラの映像を警察にも開示し
ない行為はコンプライアンスに反しているのではないでしょうか。
また、ゆうパックの送料支払い時の映像を警察に開示しないことが、憲法の
定める「通信の秘密」の確保や「郵便事業分野における個人情報保護に関する
ガイドライン」に定める個人情報に該当するものでしょうか。
一歩譲って、本件の映像がゆうパックではなく信書の受け渡しだったとして
も、信書の内容ではなく、監視カメラによる「支払いの有無」の確認のみであ
れば、開示可能なのではないでしょうか。
一関郵便局は、国民の権利保護のための諸規定を悪用し、自らの非を隠蔽す
るための道具として利用しているに過ぎません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/01/13fd9b363c15313b66f44ea4cd9395eb.jpg)
先般の「かんぽ生命の不祥事」の反省を踏まえ日本郵政は業務改善計画を策
定し、「法令等遵守に取組む経営姿勢の明確化」、「全社的な法令等遵守意識
の醸成」等々多岐に亘り詳細に定めていますが、本件の「社員の不正」やお客
に責任を転嫁して「事実を隠蔽しようとする体質」、更には「お客様相談窓口
の機能不全」等々に接して感じることは、会社の上層部が「不祥事を再演させ
ない」といくらと叫び号令を掛けても、現場第一線では「不祥事が発覚しない
よう隠蔽する」と受け止めているかのようです。
この度、貴職にお願いすることは別に難しいことではありません。
監督官庁として、日本郵政に対し問題になっている「監視カメラの映像を
一関警察署に開示し、疑念を払拭させよ」と指導するだけでいいのです。
それ以外に本トラブルを解決する道はないと考えますので、ご尽力のほど
をお願い致します。
その9の整理で良く分かります。
どうしてこんな簡単なことが解決しないので
しょうか。不正社員の首を守るためにだけでは
ないですね。これだけの組織ぐるみで隠ぺいして
いることを認めてしまうと、処分者は、大勢に
なります。後へひめないのでしょう。
それにしても、善良なお客様のせいにしてしまう
のは許せません。お客様がレシートを不正に利用
して1150円を搾取しようとしたと言っている
わけですから、郵便局は、お客様を警察に訴える
べきですが、できる筈はありませんね。
総務省がどんな対処をするか大変興味深いです。
コメントありがとうございます。
役所は「出来ない理由」はいくらでも出して来るよう
ですが、初歩的なコンプライアンス違反を糺すことも出来ないようでは監督官庁として失格かと思われます。