霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

小麦

2012-06-25 22:18:07 | 穀物
蕎麦や小麦を作付けするのは「手打ちそば」や「手打ちうどん」を作って食べるのが
主たる目的だった。
しかし、それが実現したのはわずか数回。
昨年産の小麦は結局一度も「手打ちうどん」にならなかった。
これも「初心」を忘れて規模拡大に走った弊害のひとつになっている。



小麦も色付き始め来月初めには収穫期を迎える。
収穫後は昔風にムシロに広げて天日乾燥していたが手が掛かり過ぎて大変なので、昨年は
米の乾燥機を使った。

「使用後に十分に掃除をすれば大丈夫」との話しを真に受けたのだったが、米に混じって
大変な思いをさせられた。
とても人手では選別し切れず外注で色彩選別機に掛けざるを得ない破目に陥った。

そんな苦労をしている小麦だが、産直での販売は製粉料を勘案すると殆ど手元に残らない。
来年からは天日乾燥が負担にならない程度の面積に減らそうと思っている。
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健康管理

2012-06-24 20:28:11 | 健康
病気や怪我で農業から突然撤退する事態は当然起こり得る。
後継者が居ない個人経営だと尚更のこととして予測して置かねばならない。

産直の生産者仲間でも漬け物等の加工品を手広くやっていたSさんが昨年突然
撤退して驚かされた。
また、他の産直の「出荷者の減少」をよその国の話しのように聞いていたが
「明日は我が身」となることは間違いない現実。

そんなこんなを考えると、生産部長は働き過ぎによる「過労」、営業部長は調子に
乗った「呑み過ぎ」に注意しながら健康維持に努めなければならない。



長く続いた「種蒔き」もようやく終わりに近づいた。
これが済めばまずは一安心となるが、田畑の中耕除草が「今や遅し」と待っている。
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看板倒れ

2012-06-23 22:41:42 | 経営
「作った物を売る」のではなく「売れるものを作る」という方針で産直販売を進めて来たが、
「これも売れるあれも売れる」を繰り返している内に何時の間にか手に余る耕作面積に
広がってしまった。
意気込みは益々盛んだが、残念ながら老体が追い付かない状態になりつつある。

これでは「毎日が楽しい年中無休の農業経営」も看板倒れとなりそうだ。
初心に戻って再構築する時期を迎えたのかもしれない。



除草を兼ねた「土寄せ」はタイミングがいいと写真のように雑草を退治できる。
これを花が咲くまでに「二~三回繰り返せれば」と思っている。
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飛んで目に入る・・・

2012-06-22 22:45:15 | 野菜
長く続いている「豆の種蒔き」も終盤戦に入った。
あと数枚残すのみとなったが、水はけの悪い畑だけが残っていて、先日の雨の影響で
培土機が入れない状態になっている。
しかし、乾くのを待っていると時季遅れになるので多少の無理は覚悟の上で挑戦した。

部分的に「湿地状態」になっている所は培土機のパワーと人力の合わせ技で突破する
つもりだったが、左右にハンドルを取られたり前に進めなかったりしたため途中で断念
せざるを得なかった。



畑仕事をしていると蚊が襲って来る。
「飛んで火に入る夏の虫」ならぬ「飛んで目に入る夏の虫」で目の温度が高いためか
蚊が目に入って作業を中断させられる。

対策として昨日から防虫ネットを被った。
視界は若干狭まるものの蚊の襲撃をシャッタウトしてくれるので助かっている。

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「栖峰」

2012-06-21 20:27:32 | 家族
最近はすっかり定宿化している湯川温泉「栖峰」に実家の母や叔母叔父を案内した。
評判の「手料理の美味しさ」を是非一度味わって貰いたかった。

料理の品数も多いので高齢者は「食べ切れないのではないか」と思っていたら、全員が
見事に平らげてしまった。
逆に「食べ過ぎ」が心配になるぐらいだった。



90歳を目前に控えながら未だ食欲の衰えない母は「満腹だったが美味しいので
残すのが勿体なかった」とのこと。
長年培われた貧乏人根性は未だ健在のようだ。

皆が喜んでくれたので案内役としても嬉しかったし、ささやかながら親孝行と同時に
叔父叔母孝行もできたかと思っている。



母の兄弟は六人が健在だが羨ましいぐらい仲がいい。
今回は母、中里の叔母、千葉の叔父、川口の叔母の四人が揃った。
(四人兄弟を「西和賀の松島」をバックに撮影)
コメント (2)
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