安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
先日のバド大会を欠場する原因となった膝痛は血行障害だったのかもしれない。
暖かい部屋でストレッチを入念にすると一時的に痛みが嘘のように消えることを発見し、
朝、昼、晩と日に三回ストレッチをし続けたら日増しに回復し足を引きずることも無く
なった。
練習も先週から再開したが心配された再発は無かった。

(今朝の栗駒山。手前に畑の小屋が見える)
私の関節痛は整骨院や薬に頼ることなく「ストレッチで治すのが一番」のようだ。
鶏の寿命については5~6年とか8年とか諸説が入り乱れている。
鶏は産卵を始めてから一年ぐらい経過すると次第に卵の品質が劣化し始め、その時点で処分してしまう
ため「寿命がどの程度か」は把握できずにいた。
たまたま四年前に、毎朝コケコッコーと大声で鳴き「明るい農村」を演出してくれる元気さ惚れ雄鶏を
一羽飼い始めた。

(ハクモクレンの冬芽)
雌鶏同様に雄鶏も毎年更改するつもりだったが、注文しても手に入らない年が続き、結局四年も頑張って
貰っていた。
その雄鶏が一月前から老衰が目立って来て「大きい声で鳴くこと」や「雌鶏に乗ること」が出来なく
なってしまった。
本来ならその時点で処分すべきだったが、長年の功績に感謝する意味も込め「鶏舎の中で天寿を全う
させる」ことにした。
そして、ここ一週間は立ってはいるものの殆ど動かない日が続いていたが、昨日の昼に雌鶏達が卵を
産む巣箱の中で固く横たわっていた。
(合掌)
全国各地で鳥インフルエンザが猛威を振るっている。
市内の花泉でも死んだ野鳥から陽性反応が出たらしい。
もし我が家の鶏が罹病したりすると周辺にある大規模鶏舎の鶏がすべて殺処分される可能性が
あるので神経質にならざるを得ない。
取り敢えず、外で農作業中に野鳥の糞を踏んだりするかもしれないので鶏舎に入る時は靴を
履き替えるようにはしている。

(達古袋の白鳥の餌場)
快晴の朝、屋根スレスレの高さをバサバサと大きな羽音をたてながら白鳥の小さな群れが餌場に
向かうのを眺めながら「白鳥は悲しからずや空の青 海の青にも染まずただよふ」などと口ずさ
んで「場違いな風流」を決め込む余裕も今は無い。
文字通りの「天災」が我が家の鶏に波及しないことを祈るのみ。
タケノコが食べたくて育てて来た竹林が順調に勢力を伸ばし当初の三倍ぐらいの広さになり、
間引きや畑に進出して来た分の伐採が必要となった。
竹は材質が固いのでチェンソウの刃も直ぐに切れ味が悪くなる。
竹専用の刃も有るらしいが、そこまで用意することもないので既存の刃を小まめに研ぎながら
進めたいと思っている。
ただ、数ある冬仕事の中での優先順位は低いことから予定通りに実行できるかどうかは分からない。

3.11の原発事故から6年が経過しようとしているのにタケノコを含めた山菜類は未だに販売出来
ない状況が続いている。
市内の何処かで規準をオーバーしたら「市内全域が販売自粛」という厳しい連帯責任を求められ
ているが、そんな厳しい連帯責任は被害者ではなく「加害者である電力会社各社に負わせるべ
きではないか」といつも思う。
その意味でも「事故は起きない」との安全神話が崩れ、全国の原発を直ちに運転停止した菅総理は
まさに「加害者に連帯責任を負わせたもの」と私は評価している。
「空手」をやっていた同級生に「素行宜しからず」が多かったせいか悪いイメージしか持っていなかった。
しかし、たまたまNHKのBS1で空手の世界選手権の模様を放送しているのを観て認識を根本的に改め、逆に
その魅力に引き込まれてしまった。
特に「形」のスピード、気迫そして美しさに圧倒されてしまった。
沖縄で生まれた武道が世界中に普及し競技人口も今は1億人を遥かに超えているとのこと。
四年後の東京オリンピックの愉しみがまた一つ増えた。

収穫した赤カブは大根洗い機を使って洗う。
期待通りの効果が現れず「失敗した機械化」もあるが、この機械は安価にもかかわらず「貢献度抜群」と
なっている。