147回直木賞、160頁当たりで挫折。80頁は乗り越えたのでお約束通りまず50点、それに女性優遇枠で5点加えて55点とします。
短編集で、4作目160頁あたりで挫折。興味索然砂を噛むがごとき感あり。三作まではまあ、なんとか。構成に苦心していることは認められる。しかしこういう苦心の跡は読者に悟られてはいけない。隠し味でなければ。一読了解というのは未だし、の感あり。
第四作は他作に比べて長いので、破綻がでたのかもしれない。表現にも工夫の跡が何カ所かある。間違いではなくて工夫の跡と取りたい。編集者の目も通っているのでね。つまり大学入試センター試験ではバツになるようなものがある。
文章には艶が欠けるようだ。
タイトルの意味がわからない。最後まで読むと分かるのかな。