<スポーツ雑感+ 2025/3/8>
報道によれば、来年、米国ニューヨーク/ニュージャージー・スタジアムでおこなわれる北中米W杯の決勝戦でハーフタイムショーが検討されているようだ。約15分の間に、準備・撤収を含めて、どんなショーができるのか。時間の問題は後回しにして、米国らしいスーパーボウル的なものを考えているのだろう。決勝戦を現地スタジアム観戦するつもりはないので、「好きにすれば」というのが本心だ。
しかし、その次の2030年大会(スペイン、ポルトガル、モロッコ共催+アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイで1試合ずつ)の出場チームを64に増やすことに対しては、「ちょっと待ってよ」と思う。FIFAには現在211の国・地域が加盟している。その約30%が本大会に出場できることになる。地域予選は盛り上がらないだろうし、他にも問題は多く、本大会の価値は確実に下がる。ある理事からの提案ということなので、実現しないことを願うし、実現することはないだろうが。
それにしても、W杯創設100周年にあたる2030年大会までは現地観戦をするつもりでいるが、こんな報道を目にすると、その気持ちが萎えてしまう。FIFAには、W杯をもっと大切に、もっと大事に扱ってもらいたい。
チーム数をいたずらに増やすことも含め、困ったものです!