スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

玉ねぎのスープ

2006-01-26 | 洋風


主人が買ってきてくれたレシピ本からの1品。

あんまりこういう本は見ないこともあって、凄いですねぇ、やっぱり勉強になる!って感心しちゃった。
我が家では、鰹出汁は毎日とるのですが、洋風料理に使うブイヨンと中華で使う鶏ガラダシは、時間がある時に取って冷凍保存してあります。それも、かなり自己流。

ところが、こちらのレシピでは鶏の他に昆布や干し椎茸、梅干しの種なんかも入れて作っています。んー、そういう方法もあったのか。納得。

まぁ、滋養の効果も考えてのことらしいので、あたしは干し椎茸でなくポルチーニを追加してチキンブイヨンを取りました。鶏、ポルチーニ、生姜1片、玉ねぎ、ニンジン、セロリ。

まずは1時間煮てストックをとりました。
これをベースに、昆布と梅干しの種2個を加えてスープ制作へ。

と言っても、玉ねぎをじっくりじっくり煮るだけ。玉ねぎがぽってりしたら出来上がり。器に盛って、軽く塩コショウで味付けします。



「うまーい。」と主人がおかわり。ホッと一安心。

でも、レシピでは新玉ねぎでしたが、これはあまり新鮮でない玉ねぎ。この差は大きいようです。一度玉ねぎを焼き付けてから煮れば良かったと後悔。
こういうの作るときは、美味しい玉ねぎじゃないとね。でも、スーパーで新玉ねぎを見たら、クラクラするほど高い値段が付いていたんだもん。

次の日は、オニオングラタンスープに。



耐熱の入れ物に玉ねぎとスープを入れ、塩コショウおろしニンニク少々を入れます。フランスパン(のつもりで焼いたパン)を加えてチーズを乗せます。オーブントースターで焼き色が付くまで焼いたら出来上がり。

ちょっと手を加えると激旨ッ。これはあたし好み、美味しいー。

最後は、野菜のあんをかけて。



野菜と鶏挽肉をスープで煮て、酒、醤油、塩で味付けしてとろみをつけます。これを温めた玉ねぎにかけたら器に盛って食べます。んー、お醤油とも相性バッチリ。

主人も喜んでくれたので、とりあえず第1弾は成功みたい。
梅干しの種を入れるのは、殺菌の他に底味をつけてくれるとか。何となくそんな気もするようなしないような。でも、この方法は今後も使っていこうかと思います。

そして、新玉ねぎが出回ってきたらもう一度挑戦するぞッ。


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鯵のアクアパッツァ

2006-01-25 | イタリアン


<材料> 2人分

・鯵.....2尾

・ドライトマト.....5グラム
・ミニトマト.....6個
・アンチョビ.....10グラム
・ニンニク.....1片
・オリーブ.....6個
・ローリエ.....1枚
・バジル.....葉10枚
・グリーンペッパー.....大さじ1
・塩.....適宜
・白ワイン.....1/3カップ
・水.....1/2カップ

<作り方>

1.鯵はゼイゴを取ってお腹に切り込みを入れ
 内臓を取り出す。よく洗う。

2.フライパンにオリーブオイルを熱し
 鯵を焼く。

3.みじん切りにしたニンニク、アンチョビ、ドライトマトを入れ
 水とワインを注ぐ。

4.トマトとオリーブ、ちぎったバジル
 グリーンペッパーとローリエも加え、煮る。

5.魚に火が通ったら塩で味を整えて、皿に盛る。



なんとなくアクアパッツァを食べたい気分だったけど、ピンとくる魚に巡り会えず、鯵を選択してみました。旬じゃないけど。
で、家に帰ってきてイタリアンパセリがないのに気づき、バジルで代用しましたが全然問題なし。ケッパーもつきもの(の様な気がします)ですが、グリーンペッパーで代用。いいのいいの、意外に鯵とグリーンペッパー相性良かった...と思いたい。しかし、作っていて気づいたことが。

アサリ忘れてました。

あーあ。貝類が入ると、また美味しくなるんだけどな。まー、この際なんでもいっか。


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豆腐醤油煮

2006-01-24 | 和食/副菜


<材料> 2人分

・豆腐.....1丁

・大根.....1/3本
・柚子.....少々
・七味.....適宜

<煮汁>

・濃いめの出汁.....(昆布・鰹)2カップ
(鰹節をクツクツ2分くらい煮た濃いもの)
・酒.....大さじ2
・みりん.....大さじ2
・醤油.....大さじ2.5

<作り方>

1.煮汁を鍋に入れ、煮立ったら火を弱める。

2.適当な大きさに切った豆腐を入れ
 煮立たせないように、弱火で煮る。

3.中まで温まったら(15分くらい)
 器に盛って、大根おろし、すり下ろした柚子、
 七味をかけて食べる。


我が家の定番。
寒いとき、胃が疲れているときなどによく登場します。
鰹節の味が分かるくらいの濃いめ出汁にすることと、豆腐を入れたら絶対に煮立たせないことがポイントかしら。まーでも、とっても簡単な料理ですな。

結婚前は、殆ど食事の支度は母に任せっきりなあたしでしたが、湯豆腐とこれは自分で作っていました。
日本酒を呑みたいなぁ、と思うとこれを作るのです。

特に、夜中に一人でこれを食べながら呑む日本酒の旨いこと旨いこと。土鍋いっぱいに作って、一人で食べ切っちゃうくらい。今思うと、なんちゅー20代を過ごしていたのだ。がはは。



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アンリ・シャルパンティエ

2006-01-24 | 外食


アンリ・シャルパンティエのケーキは、結構好みのものばかり。
そこで、主人がお土産してくれました。いえいッ!
あたしも主人もチーズは大好きなので、これを選んだようです。これが、美味しいのなんのって。超チーズ。チーズそのものって感じで、シンプルな見た目とは裏腹に、濃厚なチーズの香りが口いっぱいに広がるのでした。

見てよ、この断面。



美味しそうでしょう?ぐふふふふ。

それから、食感といい香りといい、ちょっと珍しい感じのもの。



リンゴのコンポートが上に乗っていて、中はムース。間にはフルーツのコンポートかな?!オシャレな感じがするケーキ。
もう一つはモンブラン。



ブランデーかコニャックが効いた大人モンブラン。

ここのケーキが気に入った主人に、「焼き菓子も美味しいらしよ。」と言ったら、次の日買ってきてくれました。行動早ッ!



まぁ、丁度、仕事で近くまで行ったらしいんですけどね。

もういいよ、ってウンザリするほど一気にアップしちゃいます。











...あ、割れちゃった。

どれもこれも美味しくって、一気食い。すっごい太りそうなお菓子だな、って言いながら二人で完食。んー、満足。美味しい~。フィナンシェと貝殻のサクサクパイがお気に入り。発酵バターが良いお味なのね、きっと。またお願いしちゃおうっと(ニヤリ)。


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チャイナベーコン

2006-01-23 | 中華


Ricetteさんが作っていたチャイナベーコン。ポトフにしたり回鍋肉にしたりで、一目惚れ。我が家も作りました。(Ricetteさん、ありがとう~、ごちそうさまでした!)

これ、すっごい簡単で本当に美味しいの。

豚塊肉を醤油に1日漬け込みます。
ウチは、中国の醤油を使いました。ここで、八角や花椒を入れたくなるのをグッと我慢。醤油だけってのがポイントです。出来上がって、お醤油だけにして良かったと思いました。

で、それを3日干します。我が家にはオシャレなサンルームが無いので、100円ショップで買った干し網に入れて外に放置。

良い感じに干されたら、烏龍茶で蒸すだけ!

もう、香りがいいのなんのって。まずは蒸したてを切って、そのままパクリ。旨ーッ!そのままで十分堪能したら、次は料理へ。

さてさて、まずはこれを回鍋肉にしてみました。



いつもの回鍋肉とはひと味違う美味しさ。烏龍茶の香りのおかげか味に深みが出るし、肉に味が付いているので調味料も少なめで済みます。もー、すっごい美味しい。

それから、焼きスパ。



焼きそばやチャーハンに使ったら美味しいかも!と思ったのですが、中華麺が無いのでスパゲッティーで代用。

チャイナベーコンとキャベツをニンニクで炒めて、ウスターソースとオイスターソースで味付けしました。自分で作っておいてなんですが、面白い料理でした。中華麺の方が良いかと思います、当たり前か。
でも、これはこれで美味しいですよ、ははは。



そして、スナップエンドウと一緒に炒めて、塩コショウをふっただけ。こういうシンプルなのが本領発揮。塩すらふらなくてもいいくらいに、良いお味が出ています。

この他に、チャーハン、オムレツで食べきりました。意外にどんな料理にも合いそうで、どれも深い味わいに変身させてくれます。美味しいという表現しか出来ないんですけど、本当に美味しいんだもん。今回はバラ肉で作ったけど、他の部位でもイケそう。簡単なので、また作っちゃおーっと。



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