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日常の生活における脚の筋肉の働きは、以下の三つと言われている。
「歩くスピードの維持」
「床や椅子からのふらつくことのない安定した立ち上がり」
「バランスのよい立姿勢の保持」
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専門的に「脚」とは二本のアシの付け根から指先までの事で、「下肢」
といわれる部分だ。足は指先から踝までで、靴を履く部分を指すそうだ。
全身の筋肉の内、脚の筋肉が占める割合は凡そ70%といわれているから、
この衰えは看過出来ない。
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脚の筋肉は、付け根から膝関節までの大腿部と、ふくらはぎから足部
までの下腿部に分かれる30種類以上の筋肉から構成されているらしい。
大雑把に言えば、歩く時にふとももを持ち上げてくれのが「腸腰筋」、
膝などを前に出し支えてくれるのが「大腿四頭筋」、つま先を持ち上げ
バランスをとるのが「前脛骨筋」と云われている。
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太ももの筋肉が鍛えられると、基本的な歩く走る動作の能力が向上し、
引き締まった足を手に入れることができる。
大腿四頭筋とハムストリングスを鍛えれば、下半身を効率よく働かせ
る事が出来る。下腿三頭筋を鍛えれば、ジャンプやつま先立ち姿勢など、
足関節を下に伸ばす動きを強め、安定した立姿勢を保つ事が出来る、と
同時に第二の心臓と呼ばれる血液のポンプ作用を高めることも出来る。
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以前ジム通いの折教えて貰ったが、専門的のことは難しい。
要は「脚のこの筋肉を鍛えるのだ」と、殊更強く意識しながら運動を行な
うと、より効果も高まるらしい。
コロナ禍でジム通いを止めてしまった今は、自宅で簡単なスクワットや
腹筋、ダンベル運動、外では少しの早歩きを実践している。
しかし残念なことにこの程度では、筋力低下のスピードにはとても追いつ
いてはいけないようだ。
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(写真:岡山市東区 鉄砲山 本文とは無関係)(続)
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