函館本線は、函館から小樽や札幌を経由して旭川に至る458.4Kmにも及ぶ北海
道を代表する幹線であり、函館駅にはそのゼロキロポストが有る。
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とはいえ、実際の列車の運行ルートは・・・と言うと、残念ながら、現在優等列車は、
長万部からは、起伏の少ない海側を行く室蘭本線・千歳線経由が殆どだ。
倶知安を経て小樽に向かう本線のルートは、「山線」と呼ばれるほど山の中を行く
完全なローカル線風で、季節運転の特急を加えても、日に10本にも満たない運行状
況である。
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函館を8時17分発の長万部行の普通列車に乗車する。
他のホームでは、鮮やかな色で塗り分けられた編成の特急列車が頻発しているの
に、このホームに停まっているのはキハ40系の1両ワンマン運転の列車である。
本線を行くにしては余りにも寂しすぎる感がする。
それでもこの日は、観光客や通勤通学らしい乗客で座席は半分ほどが埋まっていた。
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途中の渡島大野の駅前では北海道新幹線の新駅や新しい駅前の工事中で、山
の緑を削って、町並み造りが始められている。
その駅名も「新函館北斗」に決定した。(2014年6月11日・JR北海道発表)
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ここに新駅が出来ると、函館は一体どうなってしまうのだろうか。
函館本線として残ることは間違いないが、函館は、新駅からは20キロ近くも離れて
いる。当面は新幹線の北の終着駅で有り、函館の玄関口である。
しかし札幌まで伸びればここは完全に途中駅、悪くすれば通過駅にもなり兼ねない。
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新幹線の開業を控える木古内や渡島大野が湧いているのに比べると、函館の町
の冷やかさは、幹線から外れたこんな疎外感から来ているのかもしれない。(続)
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道を代表する幹線であり、函館駅にはそのゼロキロポストが有る。
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とはいえ、実際の列車の運行ルートは・・・と言うと、残念ながら、現在優等列車は、
長万部からは、起伏の少ない海側を行く室蘭本線・千歳線経由が殆どだ。
倶知安を経て小樽に向かう本線のルートは、「山線」と呼ばれるほど山の中を行く
完全なローカル線風で、季節運転の特急を加えても、日に10本にも満たない運行状
況である。
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函館を8時17分発の長万部行の普通列車に乗車する。
他のホームでは、鮮やかな色で塗り分けられた編成の特急列車が頻発しているの
に、このホームに停まっているのはキハ40系の1両ワンマン運転の列車である。
本線を行くにしては余りにも寂しすぎる感がする。
それでもこの日は、観光客や通勤通学らしい乗客で座席は半分ほどが埋まっていた。
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途中の渡島大野の駅前では北海道新幹線の新駅や新しい駅前の工事中で、山
の緑を削って、町並み造りが始められている。
その駅名も「新函館北斗」に決定した。(2014年6月11日・JR北海道発表)
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ここに新駅が出来ると、函館は一体どうなってしまうのだろうか。
函館本線として残ることは間違いないが、函館は、新駅からは20キロ近くも離れて
いる。当面は新幹線の北の終着駅で有り、函館の玄関口である。
しかし札幌まで伸びればここは完全に途中駅、悪くすれば通過駅にもなり兼ねない。
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新幹線の開業を控える木古内や渡島大野が湧いているのに比べると、函館の町
の冷やかさは、幹線から外れたこんな疎外感から来ているのかもしれない。(続)
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