まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

快気祝い

2013-06-01 | 暮らし

実家の両親を長い間心配かけさせてしまったので、快気祝いとして、山代温泉の白山菖蒲亭のランチと温泉に誘った。

父はめっきり歩くのがつらくなってきていて、始めは行かないと言っていたが、母は温泉につかりたい。長い間、旅行も行けなくなったので、ホテルで温泉というと、旅行気分で嬉しいと喜んでいた。

父は、食事につけたビールでいい気持になったので、風呂まで行かず横になっているという。

「ほんとにいかんわ。膝が笑うっていうけど、わしの膝は泣いとるわ。」と、言うと母がすかさず、「父ちゃんの膝は笑っとるよ。泣いとるのは父ちゃんやろ。」と、返した。母はおとなしい人なので、そんな風にかえすとは驚きで、大笑いした。「膝が笑ろたらやかまして、かなんやろ。」とは、漫才であったなあ。

12時からというのに早めに到着したのに、ホテルの人は私達に合わせて、早めに食事をだしてくれて、ほんとうに行き届いたもてなしだった。先日、友達と行ったとこより1000円安くて満足度は大きい。両親は食事もお腹いっぱいで、最後の炊き込みご飯は食べられないと言いながら、美味しくて残さず食べてしまった。ゆっくり食事をし、ゆっくり湯につかり、改めて温泉に囲まれたところに住んでいる幸せを感じる。