12年間に2回も作り直したウッドデッキのペンキがところどころ剥げてきた。ペンキが剥げると木が朽ちて、釘が飛び出してくる。今までは忙しい毎日で、帰るのは暗くなってからという日々の中で、家の色々なところに変化があっても、気づいた時には手遅れ状態だったのだ。
稼いでいる間は、作り直しもいいだろうが、そのたびに20万、30万と言うわけにはいかない。
全体に痛むのではなく、ところどころ剥げて、その部分が朽ちていく原因が分かった。鳥の糞だ。小屋にツバメがきてから、糞害で車はしょっちゅうやられている。車は乗るときに必ずチェックし水で落としている。ウッドデッキもところどころ白く剥げてきていたのは糞に違いない。
ここは糞気して、ではない、奮起して屋外用塗料というのを塗ることにした。なにしろ、我が家の憩いの場だ。リビングより人気がある。
カーマで屋外用の塗料を売っているのを建設会社へ行っている娘から聞き、刷毛を買ってきたはいいが、蓋が開かない。マイナスドライバーで何回起こしても、最後のひとふんばりで、くっついている。
へとへとになって、諦めて、日頃から体力がないといって何もしないだんなの力を借りた。やはりまだわたしより力があった。ということは、わたしはもっと体力がないのか。 このところ夏のような日が続いているが、なんとか日陰の時間に塗り終えて、6時間後にもう一度上塗りをして完成。
あたり一面ペンキの臭い。余ったペンキで外のベンチを塗った。癖になりそうな楽しい仕事だ。色を塗ったり、ペンキを塗ったりするのは面白い。
5000円でペンキと刷毛を買い、わたしの日当を含めて、1万5000円でどうでしょ。