「生きる喜びは何ですか?」と、問われたら「楽しむことと、予定があること。」と、答える。この答えは、日々に変るかもしれないが、今日この頃はこれである。
少なくとも、主婦は生涯やることがエンドレスにあるので、家事を予定というのは別にして、日々何かしら昨日とは違うことを予定とする。
旦那が退院してから、今まで我慢していた節約を止めた。まずソファを買い、それに合うテーブルを買い、キッチンにクーラーを増やし、プリンターの調子が悪いといって「買え、買え」状態だ。買い物は楽しいものだ。この気力が無くなったら寂しいだろう。
考えたら、今まで会社へ行っていた間、ゆっくり買い物をするということは殆どなかった。休みの日は、弓道の試合か講習会で潰れ、そうでない時は、日頃できない掃除などで潰れてしまった。洋服もあまり買わないので、娘にもっとおしゃれをすれば・・とまで言われた。小百合さんのような本物の女優でなくてよかった。ブランド物にも興味がない。過去に旦那の「お前がブランドや」という言葉に騙されたのだ。
しかし、二人で家具を見るのは結構楽しい。長い間夫婦をしてきたが、家具屋で心躍るとは二人とも発見である。あちこちの椅子に座り、棚を見て、次はベットか・・と.
下記写真は店内のモデルルーム。
心の底に少しある「そんなに長生き出来ないなら、元気なうちにお金も使おう。」という気持ち。そのことが、逆に元気が出る。
生命保険の手続きと、がん保険のための診断書をもらいに福井へ行きながら、保険に入っていて良かったと思う。6月から新薬が出たが、希望の代償はすごく高い。しかし、命あっての物種。お金には替えられない。