まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

伝達講習会

2014-06-09 | 弓道

予想通り日頃のそそっかしい性格が出て、歩行は速いは、息合いが合わないはで指摘され反省と汗だく。どうも、時折息を止めてしまっているところがある気がする。意識して息を吐かないと、緊張の場や頑張ろうとすると力が入り、息が詰まるのではないか。

随所で適切な指摘をしていただき、稽古不足も悟られ、股関節が痛くてチョンボして開き足をしているのも見抜かれ、これは再度修行しなければと改心する。再伝達講習会があるので、ここで再び復習をし、日頃家の廊下で何とか射位から本座へ戻れるようにしていたが、やや緊張すると狭くなることも考えに入れなくてはならない。

ところで、講習会の最後に矢つがえ動作についての質問があった。「弓道合格の手引き」を忠実に守ることが今の私たちの伝えることと思う。なので、顔は右手に正対するとあれば正対しなくてはならない。変更があれば、また習えばよいと思う。決め事は人が決めること。 受講生は謙虚に受け入れ習うこと。また、再伝達では正しく伝えることが要求される。

総じてこの体配の動作は、吸う息で動作をし、吐く息で間合いをとり、また吸う息で動作する息合い、間合いの調和のリズムで、格調高く流れて、礼に徹した動作の美を具現してゆく、現代弓道の芸術ともいえるものです。(弓道教本 第四巻)

改めて粛々と受け止め、小百合が存在するだけで格調が高く、美しいという勘違いだけは避けようと思う。

レベルの低い受講生で将来性はないが、将来はあるので、お見捨てなきよう。