父の入院が長引いて、母を連れて3日に一度病院と買い物へ行く。
昨日、ふとごみ出しの事に気づいて、資源ごみなどをどうしているか聞くと「どうしようかと溜めてある・・」とのこと。
集積所の公民館までは600メートルほどある。きちんと分別してあるのだが、腰の具合が悪い母の足では、ごみを台車に載せていくにしても難しい状況だ。父はなんとか運転できるので、今まではどうにかなったが、家族が減って一人になるということは深刻だ。今から母に車の運転を教えるわけにもいかないし。
時折、気にして廻らなくてはならないが、こちらも、家族4人とはいえ貝柱の身の上。家事と孫の送迎と、姑や旦那の病院の付き合い、自分の病院とそれなりに忙しい。おまけに収入ゼロの危機に突入した。
長生きも深刻な問題だ。不老長寿というが、長寿で不老はありえない。歳をとらずに長生きをするとどうなるのだろう。いろんなものを見すぎて、辛い人生になるのではないか。
父も舅も戦争に行っている。戦争経験をした人は強健な体と、精神力があるのだろうか。わたしはひ弱だ。どのように生きていくのか、考えているうちにこの年になってしまった。考えても考えなくても年は取る。