本屋が楽しい。
同じ本なのに、表紙が違う。
帯が違うのは知っていたが、表紙まで変えるとは!!
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今回、平積みしてある黄色い本が気になった。
『自分とか、ないから。』副題、「教養としての東洋哲学」
帯も興味をひく。
東大卒・こじらせニートが超訳
「ブッダの哲学」から始まり、「龍樹の哲学」りゅーじゅって・・だれ?
「老子と荘子の哲学」「達磨の哲学」「親鸞」「空海」
面白過ぎる。わかりやすい。
立ち読みしていて、本を閉じれなくなった。
無我って、自分とかないってこと。
自分がないのに自分探しはそりゃ難しいはずだって。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/53/7d0f050fd3bbc555e6cc6e9e6acd829c.jpg)
出版社は、「サンクチュアリ=本を読まない人のための出版社」と、言う。
確かに、誰にでもわかりやすく丁寧に作られている。
今までも、この手の本が好きで、増やさないでおこうと思ったのにまた買ってしまった。
ちなみに、娘たちにLINEしたら
「わたしも買った・・・」と。被った。
時折、おかずのメニューもかぶったりするが、本もかい。
家にあるのを並べてみた。
わたしたち夫婦は病んでいたのか、悩んでいたのか、この手の本が結構ある。
確かに、夫婦して病んでいた時があるが。
わたしの祖父も癌になって臥せっていたころ、仏様の本を読んでいた。
わたしは、高校生だったが、どうして年寄りは仏様の本を読むのだろうと思っていた。
横溝正史や、松本清張、赤川次郎を読んでいたころである。
少し大人になって、宮部みゆきや、浅田次郎、重松清を読んでいて、たどり着いたのは、やっぱ仏様の本。いや、これは仏様ではない。
人間の、哲学の、本である。
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