脱走もの
2010-12-29 | 映画
スティーブ・マックイーンの映画「大脱走」、「パピヨン」と、脱走の映画はわくわくする。
モーガン・フリーマンとティム・ロビンスの「ショーシャンクの空に」も、心地よい。結果が暗いのはよくない。脱走は、映画の中では成功しなくてはならない。
「脱走ものにはまるー」と、言うと、夫は「そんなジャンルはない」と、言い放つ。
実は先日から、試験が続いて、その結果が明らかにならず、脱走したい気分だった。
弓道の検定試験と同時期に、会社の昇格試験があった。弓道のほうは、○橋先生の温情で全員合格の方向へ講習会を開いてくれていたので、最後に汗をかいたものの大丈夫。
「先生すみません。最後にしめられなくて。約一名不合格って言われるかと思った」と、いうと、「ひとり、どうしようかなあという人がいましたって、言おうかと思たわ」と。とほほ
会社のほうは、23日発表というのに、なかなか知らされず、昨日いきなり「明日、辞令がでるから行きなさい」ということ。23日から今日までの間、暗澹たる気持ちだった。よく出来たという感触もなく、かといって全然書けなかったというわけでもないので、一体どのくらいが合格点なのかわからない。合否が分からないというのは、行方不明になった猫の安否が分からないときと似ている。諦めきれないのだ。時折、もしや・・・と、思う。リアルな不合格の夢を見たので、諦めようとするのだが、腑に落ちない。そんなとき、脱走気分になる。
まあ、何にしろ結果が分かり、よい正月が迎えられるというもの。
「あけまして」というには2時間ばかり早いので、昇格の方です。
私の場合、昇格の関門は「否定的な言葉が多いからダメ」と落とされたのに、数ヶ月して昇進しました。それはともかく良かったですね。
今年一年、いろいろとありがとうございました。来年もまた宜しくお願い致します。
あとしばらくなので、今更と思いますが、受けなさいと言われたので受けたのですが、受けたら合格しないと恥ずかしいという気持ちでした。これからも益々頑張ってくださいと上司に言われましたが、十分よい働きをしてきたと勝手に思っています。これ以上走ったら、疲労骨折になると思います。
今年は、兎さんのお香立てが楽しみです。と、プレッシャーをかけます。