某大会の為に審判のユニフォームを作ってくれるという。それで、スリーサイズを尋ねられたが、久しくスリーサイズなど測っていない。胸などは自分で測ると狂う感じがするが、まあいつものサイズでいいか。多少、見栄をはりたい気がするが、今更何さといわれそうな感じ。
考えてみたら、自分のスリーサイズに無頓着になっていた。自分に興味がなくなったら寂しいものだと思う。改めて測って、自分でうーむと半信半疑状態となる。久しく測らなかったことは、久しく勘違いの人生を送っていたという事だ。いつもの店では、わたしに合う服をタタッと持って来てくれるので、こちらがサイズを申し出ることはない。ひたすら、試着するだけなのだ。そして、うかつにも「似合う」という言葉に負けて買ってしまう。日ごろ、褒められることが少ない身の上では、嘘でも嬉しくなって、うっかり真に受けるのである。
さて、ユニフォームは、サイズ表に合わせて自分で決めればよいと思ったが、お世話係の方の苦労もあろうかと真面目に測って、普段は上下ともSサイズであることも申し添えた。
後日、大きな箱に試着のユニフォームが送られてきた。開けてびっくり、上衣は7号、9号、11号、ズボンはSML全サイズが送られてきた。おまけに、ズボンはSサイズの脇にゴムがあるのにきつい。があーん。上衣は7号でぴったりだった。それで、わたしの送ったスリーサイズは一体何の役に立ったのだろうかとふと思った。
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