どうしても、一度は大田楽を観たいと思っていた。自宅から車で5分もかからないところであるのに、一度も観ていない。月曜が最終日、だんなを誘ったが、ビール片手にTVの番をしているほうが良いとの返事。結局、ひとりで出かけた。
「中世に大流行したという謎の芸能「田楽」を日本各地の芸能や音楽を取り込み、五世 野村万之丞が現代によみがえらせた「大田楽」。ここ山代温泉においては、カラスによって発見されたという開湯伝説を取り入れた山代ならではの演出により、毎年8月に開催され、今年で16回目となります。」
というふれこみのポスターを観て、はやる気持ちを抑え出かけると、古総湯の前の特設会場ではちょうど松坂慶子さんが舞を踊っているところだった。美しい・・貫禄もあるので白い衣装に映える。
その後に繰り広げられた子供達の踊りや、派手な衣装は芸術的で、思わず涙が浮かびそうだった。大勢の人が、一所懸命ひとつのことをしてるのを観ると泣けそうになる。
指定席の券を持っていないので、人垣の後ろからちょろちょろ眺め、移動しながら、見えるところを探していく。
何といっても、真夏の夜空の下というのは、気持ちがいい。
最後には、前へ出て一緒に踊ってくださいと言うので、カメラを持って中に紛れ込んだ。このとき、初めてひとりで来て良かった・・と、思った。たぶん、家族がいたら引き止められるかも。そして、はぐれてしまう。
そうこうしているうちに、松坂慶子さんの横顔をカメラに収めたと思ったら、方向転換して、こちらに向かって歩いてくるではないか。これでは、吉永小百合と鉢合わせになる。いかん、逃げろ。
それにしても、改めて、おんぼろのデジカメが残念な気がした。
そうと知ってりゃ勇んで撮りに出かけるのがカメラ小僧・・・なんでしょうが、自分もテレビの番の方がいいかも・・・
で、テレビで中継してくれりゃ松坂慶子さんと吉永小百合さんが一緒に見られるかも・・
て、おもたら松坂慶子やった。
似てますよね?ぎゃはは!
焦りながら観客ひとりずつ調べてコメント見たら、さらに汗・・大笑い!
松坂慶子に吉永小百合(笑)か・・・
みんくちゃんたら~・また汗。
是非とも来年はカメラ小僧(おやじ?)になって、ばんばん撮ってください。
動きが早いので、そのへんも腕次第。
驚きでしょう。
楽しいですぅ・・・。
来年もまた行きましょう。
来年は指定席を手に入れるぞオー。
ほんとに、貫禄の度合いが似ていますね。
内緒ですよ。内緒・・?
みんくさん、お盆は帰省しましたか?
会いたいねえ。