まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

幻の優勝

2014-08-10 | 弓道

長い間弓道をしていて、県体に関わってきたが、今回のように中止になったのは初めてだ。

今回は、台風11号が上陸し、高知や三重の風や大雨の報道が流れる中、メールで中止を知った。弁当は注文済なので、昼に道場へ集合。打ち上げのための飲み会は決行するとのこと。貸切のため予約キャンセル出来ないとか。

とりあえず、会長である旦那の「幻の優勝のために乾杯と、幻の皆中の話で盛り上がりましょう」となる。

皆で盃を交わすのは久しぶりだ。体力的に長時間は無理だが、嬉しい。県内の皆も、それぞれ幻の優勝を思ったことだろう。この日の為に合同練習したり、選手権を催した労を山代温泉でねぎらった。

 


決め事

2014-08-06 | 暮らし

先日、実家の住宅改修をした。介護保険がきくので、歩行困難の父の為に出来る限りの場所に手すりをつけて業者がきれいに工事をしてくれた。

工事完了後20万円の振り込みをしてほしいと母に頼まれて銀行のATMで現金で振り込み手続きをしようとしたら「10万円以上は窓口で」とのこと。備え付けの振込用紙に書いて、現金とともに窓口に出したら「本人確認の免許証などがあるか」と、言われた。父の名前で振り込むのだが、通帳からではないので「この現金に対して本人確認がいるのですか?」と、聞いた。「法律でそうなっています」とのこと。

あいにく父の保険証も免許証も持っていない。現金に対する証明はいらないと思ったので、母もわざわざ通帳からおろしてきたのだ。「出直さなくては・・?」というと、「キャッシュカードをお持ちですか?一旦、通帳に入金すれば、そこから振り込めます」という。「わたしの通帳にですか?」「そうです」???となった。わたしの通帳に一旦現金を入金して、ATMで通帳から建設会社へ振り込むのだという。「名義はわたしですが・・」というと、ATMで名義を変更して送金ということが出来るのだという。

ATMで、通帳から20万円振り込むことができるが、現金は出来ない。現金の本人確認がいるが、通帳は他人でもよい?やはり分からない。分からないが決め事だと言われたら、ここで小百合たるものがごねていたら週刊誌沙汰になる。とりあえず滞りなく送金できた。送金先の建設会社は目と鼻の先だ。よほど20万円を持って、その建設会社へ行こうかと思った。直接持っていけば手数料は取られない。現金の本人確認もしないだろう。支払いますといえば、すんなり受け取ってくれるだろう。

腑に落ちない。わたしの感覚がずれているのだろうか・・・。

いつぞや、窓口でどこかのおじさんが「わしゃあ、本人やっていうとるやろーー」と、凄んでいる人がいたという。なんかわかる気もする。


ハワイアンな朝

2014-08-05 | 料理

以前より少し食欲が出てきた旦那のために、朝は外で食事をすることにした。

ハワイへ行ったとき、いつも朝食は外だったのを思い出す。しかし、ハワイのように爽やかではない。湿度が多いので6時半頃までの早朝に限る。それでも、ジュースもパンもトマトも、外で食べると美味しいのはなぜか。

また、ハワイへ行きたいが、行かずとも、ここでハワイアンな朝食が一日でも多く出来れば良い。

娘は「おとうさんが退院したら、〇〇料亭の特上鰻を食べさせたい」と、言っていたが、退院したらそんなことを言った覚えがないようなそぶりだ。あまり、期待をかけても、娘たちに負担をかけてもいけない。若者は毎日が忙しい。団塊世代は楽しいことは、自分で作って楽しまなければ。しかし、わたしは団塊世代ではない。何だろう。団塊世代に引きずられた「戦争も角材も知らない子供たち」である。

そんなことに関係なく、頭の中はハワイなのである。


山代大田楽

2014-08-05 | 暮らし

夏の山代温泉の大田楽は、幻想的ですばらしい。初めて見たときは、感動した。

太鼓と笛の音だけで、色とりどりの衣装をつけての舞が始まると、山代の夜空が明るく燃える。

今年は旦那は夜の外出に自信がないというので、娘と孫たちと行った。最後は演者と一緒になって入り乱れる。

夏の暑い夜は終わった。

 

 


かもめカフェ

2014-08-05 | 料理

旦那の診察の帰り、診察結果もまずまずだったので、足をのばして橋立の「かもめカフェ」までランチに出かけた。

ランチメニューは「スープカレー」のみだが美味しかった。

窓から海が見えて「かもめカフェ」という名にふさわしい。今日は「宝達山が見えます」と、女主人の案内で窓の外を見る。加賀から羽咋の宝達山が眺められるとは知らなかった。海の向こうにかすんで見える。

 野菜カレーには茄子、かぼちゃ、ジャガイモ、ピーマン、人参、ゴボウ、れんこん・・・と盛りだくさんの具。辛さを選べる。食欲がない旦那の要望で小盛りにしてもらった。それが丁度良くて、残さず食べることが出来た。

食後にアイスティを飲んで、テーブルの上の双眼鏡で海を眺め、ゆっくりした。少し前まで、こんな風に外食ができるとは思っていなかったので良かった。高倉健と小百合のように、静かに上品に食した。

次回は友達と来たいというと、「海もかもめも関係なく、ひたすらやかましいだけだろう」と言われ、反論できなかった。

店主の焼いた食パンも美味しそうだった。


ゴム弓を引く

2014-08-02 | 弓道

何で弓引くの?と、またまた弓道をする意味とか、意義を追及したいところだが、意味なく今までしていたことを続けたい。そして、不本意な形で体力を奪われ、それでももう一度引いてみたいという気持ちは、よくわかる。

わたしも、去年までそうだったのだから。

理不尽な形で、チャンスが奪われれば挫折するか、自暴自棄になるか、あるいは理不尽な相手を恨むかであるが、そのどれも自分を救わない。

人間にとって最高の業績は、成功することではなく勇気を奮い起こして、不変の運命に立ち向かうことだと、ヴィクトール・フランクは「意味への意志」という書の中で言っている。

将来性がないへたくそ夫婦にも将来はある。おまけに、限りある将来を自覚しながら目指すということは、とんでもなく命がけな勇気かもしれないが。そんな大げさなことではなく、たんたんと引いていたい気持ちもおおいにある。それは、やる気がないと言われるような態度に見えるかもしれない。

何はともあれ、殿がゴム弓を引いた。歩行に杖は必要だが、胴造りには杖はいらない。

ゴム弓って、何だか気持ちいい。名人みたいな会がとれるし。素直な離れが出る。しかし、的がないので満足感に欠ける。的があるとうまくいかない自分を知ることになる。物事は、うまくいかないから挑戦するとき燃えるのだ。つまづいて立ち直れない時があったりするが、つまづくということは前へ出ようとしているということだ。歩かない人はつまづかない。

理不尽な出来事も、もっと強くなるためには、とても大切な階段かもしれない。


再び健

2014-08-02 | 料理

旦那の具合も良いようなので、再び「健」でお友達と食事。

一番楽しい話をたっぷりとした。食事も話も満足。時間が足らなくて残念。お泊り会にしなくては。

それに、ワインも頂きたいところだったが、ランチだし。

話の中身は秘密だが、元気が出たことは言うまでもない。とうちゃんごめんよ。旨かった。