掛川市の国一バイパス大池ICの近くに火防の神様、秋葉山本宮秋葉神社の一ノ鳥居が立っています。
場所の詳細は旧国一の大池橋の北西角ですが、大通り沿いではないので見過ごしがちです。
ここは、かつて秋葉詣でに東海道を通ってきた当時の旅人の秋葉街道の入り口となっていて、安永9年(1780)に江戸の豪商次郎衛門公が大きな青銅製の鳥居を寄贈し、その光景は歌川広重の「東海道五十三次」にも描かれています。
しかし、昭和8年、道路拡張のため、鳥居は撤去されましたが、地元の皆さんにより、崇拝所として維持されてきました。
そして、平成21年に、本宮鎮座1300年記念事業として、正式に「掛川崇拝所」として社殿を改築。境内整備もされました。
(平成24年に改築整備された現在の新社殿)
秋葉神社(浜松市春野町)本宮まで行くことのかなわぬ方はここで参詣ですることができるとのことです。
狭い敷地ですが、入り口にある手水舎。
社殿の前には「正一位秋葉神社道」との道しるべも残っています。
平成24年に整備された参拝者用の無料駐車場。(旧国一大池橋交差点角)
上の画像の中央部に、白い二つの案内板が見えますが、その奥側(1件の住宅を挟んで)に一ノ鳥居はあります。
近くを通りましたら是非一度訪ねてみてください。
※ もう少し詳しくお知りになりたい方は、由緒書きを上の小画像にコピーしましたのでクリック拡大してご覧ください。