掛川市内中心地区に位置する、ちょっと変わった名称の十九首塚(じゅうくしょづか)を、年始の門松を訪ねた折に立ち寄ってみました。
(十九首塚全景)
西暦900年代のころ平将門の乱(歴史的経緯は省略)という乱で討伐された将門等の首を検視のため京に上る途中の掛川の地で首を洗い検視を受け、その後無残にも路傍に捨てられようとしていたのを十九か所の各地に埋葬したとのこと。
十九首塚の銘石と正面画像↑
正面から見た塚の向こうは一般住宅地になっています。
左右側。整然と十九の塚が並んでいました。
当時十九の塚があったようですが、今は一か所とのこと。
十九首の地名も、十九ヶ所の塚があったことから十九所と名付けられ、のちに十九首になったと言われています。
塚の前広場の様子です。
十九首塚は、東光寺の西側にありますが、ここへ行くには十九首公民館側からが便利です。(道は細いです)
歴史的背景は現地に備えられている解説書から一部をご紹介ました。(近年由来の別説があるようですがその資料がありませんので省略します)
掛川の歴史的旧跡の一つです。機会がありましたら訪ねてみてください。