教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

吉兆・女将が問題発覚後、初めて謝罪「弁解の余地ない」

2008年05月07日 15時56分34秒 | 社会・経済

食べ残し別の客に 刺し身やアユの塩焼き ・船場吉兆。5月2日14時52分配信産経新聞『牛肉の産地を偽装表示していた高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が、本店の料亭部門で客が残した刺し身やアユの塩焼きなどの料理をいったん回収し、別の客に提供していたことが2日、関係者の証言でわかった。料亭経営を取り仕切っていた当時の湯木正徳前社長(74)の指示で昨年11月の営業休止前まで常態化していたとみられる。一連の不正表示とともに、老舗の高級料亭としてのモラルが改めて問われそうだ。大阪府警も従業員らの事情聴取で、こうした証言を把握している。 一方、九州産牛肉を但馬牛などと偽って販売した偽装表示事件について、府警は、表示変更のコストを節約するために偽装を継続したとみて、不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で湯木前社長と長男の喜久郎前取締役(45)らの書類送検に向け、詰めの捜査を急いでいる。
 関係者によると、使い回しは、本店の調理場で、仲居が客席から下げてきた器を回収。客がはしを付けた料理は調理人が廃棄するが、はしを付けずに残った料理の一部はいったんトレーなどに移し替え、器に盛り付け直して別の客に提供していたという。 使い回されていたのは、アユの塩焼き、ゴボウをうなぎで包んだ「八幡巻き」、エビに魚のすり身を塗って蒸した「えびきす」など。天ぷらは揚げ直して出すこともあった。さらに、手付かずで残った刺し身も提供していた。 接待の宴席などでは、比較的食事に手をつけない接待側の客に使い回しの料理を出していたといい、元従業員は「先輩の調理人から『使えるものはすべて使う』と指示され、残った料理をえり分けていた。1人数万円の料金を取っていた高級料亭として恥ずかしい」と話している。
 これらの使い回しについては、府警も一連の捜査の過程で事情を把握しているという。食品衛生法は、腐敗などで健康を損なう恐れがある食品を販売することを禁じているが、使い回しに関する規定はないという。厚生労働省の担当者は「品質が保たれていれば法律には抵触しない。あくまでモラルの問題だろう」と指摘している。 船場吉兆の代理人弁護士は使い回しについて「そうした行為は判明していない」としている。』 

『高級料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が料理の食べ残しを使い回していた問題で、女将の湯木佐知子社長(71)が7日、本店営業前に取材に応じ、「弁解の余地なく、手前どものモラルの問題と受け止めて猛省しています。(湯木正徳)前社長の『もったいない』という指導の流れが今回の事件につながった。大変申し訳ございません」と問題発覚後、初めて謝罪した。「恥ずかしくて言えなかった」料理長謝罪 自身が使い回しを認識していたかについては、牛肉の偽装表示事件で大阪府警から事情聴取を受けた今年3月ごろに「初めて知って、びっくりした」と説明。「調理場に料理が下げられた後は私の認識する余地はなかった」と釈明した。そのうえで「今になって考えれば本当にむちゃくちゃなことをしてくれたと反省の気持ち。恥ずかしいと思っている。私がお客さまの立場なら絶対に許せないこと」産経新聞 5月 7日12時55分配信』

料理の使い回しで、食中毒が出なくて良かったですが。刺身は時間が経つとと生臭くなり食通には舌で見破られると思います。天麩羅は、二度揚げると油が、食べた後胃にもたれます。長年培われて来た味と老舗への信用を無くしたと言えます。金儲け主義の経営方針が、老舗店への信頼と食の安全を裏切りました。食品衛生上料理を安心食べれないことになります。高級料亭で有名な船場吉兆の信用にかかわります。吉兆は、めでたいしるし、良いことの起こる前兆と言うと言う意味ですが。伝統ある店の名前と裏腹に成りました。昔は、日本料理の板長が作って気にいらない料理は客に出さないと言われたぐらい料理名人が居たそうですが。食通の味はごまかせないと思います。昨年から老舗の不祥事ばかりです。味を落したら食べ物商売は終わりやと良く言われています。商いは、飽きない事では有りません。商いは、信用です。お金が無くてもお客様に信用が有れ商いは出来ると言われます。大阪商人、浪速の商人、あきんどは信用を大切にしたのです。商売人の信用は、暖簾を守ることで一番大切にしたことでは有りませんか。長年の伝統の上に胡坐を掻き、金儲けに走り、先代が長年積み上げた信用と暖簾のれん、伝統ある名店の名前を汚してしまったのです。大阪商人の商売における「信用」の大切さ忘れてはなりません。一度失った信用は、二度取り戻せません。大阪商人のお金よりお客への信用を大切に暖簾、のれんを守り抜いた大阪商人の精神を忘れてしまったのです。商売人としてのモラルが大切です。金持ち三代続かずと言いますが、三代目になれば没落する家が多いようです。諺通り 『唐様で売り家と書く三代目』とならないようにして下さい。浪速の商売の発祥地船場で、商いをした老舗の暖簾に傷が付きました。味一筋、暖簾一筋、味が命と言う名店の誇りと守るべきです。お客様を大切にする精神は、大阪商人の商売哲学です金儲けよりも、信頼とお客との約束をどんなときでも守り抜いたので、お客との信頼関係が築かれ、信用を獲得したのでは有りませんか。大阪商人の商いは、信用と暖簾を大切にする商売人の心と商人道を再認識し学ぶべきです。現代社会にも通用する商売人の心得では有りませんか。商売人としてのモラルが大切で、昨年から老舗の不祥事の根本原因になっていると思います。

URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU"></SCRIPT>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひきこもり20年、克服して高校へ 39歳女性

2008年05月07日 10時42分12秒 | 受験・学校

  『 20年間も続いた「ひきこもり」を克服し、和歌山県内の定時制高校に通う女性(39)がいる。父の死、支援者との出会い……。長い年月を経て、社会とのつながりを取り戻した。福祉関係の仕事に就きたいと、来春の大学進学を目指している。  高校1年の冬休み明け。風邪をひいて欠席し、そのまま不登校になった。  朝、制服を着て玄関まで行くが、そこで体が固まる。人間としての活動が止まった感じがした。「中学の時に成績が下がって親に演劇部を辞めさせられたこと、クラスでいじめが頻発してびくびくしていたことなどで、疲れていたのだと思う」  両親にはしかられた。自分の部屋にこもり、カーテンを閉め切った。ジャージーを着てベッドにもぐり、朝までラジオで音楽を聴く。デュラン・デュラン、カルチャークラブ……。夕方そっと起きて、誰もいないリビングで母が用意してくれた食事をとった。  公務員の父は厳しい人だった。毎朝、部屋から引っ張り出そうとし、仕事から帰ると様子を見にきた。父の足音が聞こえると、さっと机に向かった。  2年がたち、母は「学校はやめさせましょう」と切り出した。父は「その前に1回殴らせろ」と言った。胸ぐらをつかまれ、ほおを平手打ちされた。 30歳のころ、自分の中にかすかな変化を感じるようになった。病気がちの父が入退院を繰り返すようになり、夜は自宅で看病を手伝うようになったのがきっかけだ。なぜだかわからないが、「このままではいけない」と思い始めた。  34歳。いつもいるはずの母が外出し、新聞受けの夕刊を取りに行こうと決めた。少しドキドキしながら暗くなるのを待ち、ジャージーを脱いで母の上着とスカートを身につけた。「近所の人に見られても、母に間違えられたらいい」と思いながら、約17年ぶりに玄関のドアを開けた。  その3カ月後、父が他界。「嫌いだったけど、悲しかった」。無言の帰宅をした父を出迎えるため、ひきこもって以来初めて自分から門の外に出た。太陽がまぶしかった。 「父が亡くなり、自分の周りにあった壁が溶けたみたい」。カーテンを開け、月に1回程度は買い物に出かけるようになった。瓦屋根の家は洋風の住宅になり、近くのアパートはなくなっていた。見たことのない喫茶店があった。 「変わらなきゃ」。04年春、和歌山県精神保健福祉センターを訪ね、ひきこもりからの自立を支援する共同作業所「エルシティオ」(和歌山市)を紹介された。 代表の金城(きん・じょう)清弘さん(74)は、自分の話をうなずきながらしっかり聞いてくれた。「何もしていない。私には何もない」と言うと、「そんなことはない。ちゃんと持っている」と諭された。  1年間迷った。「外に出たい」と思いつつ、何もできない自分。「ここしかない」。05年5月、エルシティオに通い始めた。 36歳。ひきこもりとの決別だった。振り返れば、長い年月を経て少しずつ自分の中にエネルギーがたまっていたのだろうと思う。  エルシティオの仲間と講習を受けてヘルパー2級の資格を取った。タオルを巻くアルバイトもした。そのうち、「私が一番何もしていない」と焦り始めた。ここでは最年長なのに……。「高校に行きたい」と金城さんに相談すると、すぐに手配してくれた。  07年4月、38歳で定時制高校の2年に編入した。  学校では、ひきこもっていたことは内緒。ただ、同じ経験を持つ同性の親友(17)ができて、何でも話し合える仲になった。彼女からは「学校生活を楽しくしてくれる人」と頼りにされている。  身長161センチ。すらりとした体形にショートカットがよく似合う。  はきはきとした話しぶりだが、「まだ無我夢中。いつまた自分が止まってしまうかわからない」。それでも、前を向いて歩いていくつもりだ。自らの経験を生かし、カウンセラーのような仕事をしたいと思っている。  岡山大などによる04年の研究報告では、ひきこもりの人は全国で少なくとも32万人と推定され、100万人以上とみる専門家もいる。』  アサヒ・コムトップ

引きこもりの皆様方のお役に立つと思いまして、このアサヒコムの記事を載せさせて頂きました。以前精神科医のある先生から風邪と思っていたら鬱病になっていたと言う事を伺いました。心の風邪かも分かりません。登校拒否になったのも感受性の強い性格で、人間的に悪いとは言えません。エ厳しいお父さんで、悩んでいる娘さんを殴っても解決しませんよ。鬱病も心の病も、時期が来れば自然治癒力が働きと良くなると言われある東京のI製薬会社の薬剤師のMさんのお話も伺いました。何かのきっかけをつかめば、必ず立ち上がれるとよく昔の人は言いました。この頃40才以上の人でも引きこもりになっている難しい時代です。20 年間苦しまれてましたが、自分で克服されて本当に良かったですね。 ご自分の貴重な経験を引きこもりで悩み苦しんでいる人達や家族の人達にの為に生かして下さい。苦しみ、悩み、心に傷を負った人にしか、悩める人達の相談には載れないと思います。勉強に遅すぎることは有りません。年齢には、学問は関係ないと思います。一生勉強と思いますので、頑張って下さい。遠回りもせず、順調学校をストレートに卒業した賢い人が、崖っぷちで苦しんでいる人達の心の悩みを理解出来るとは思えません。遠回りをし、挫折感を味わった人間でしか同じ目の高さに立て無いと思います。悩める皆様の為に立派な心理カウンセラーになって下さい。これまで大病もされず生きて来られたのは、ご両親の暖かいサポートとが有ったからですね。神様もきっと見捨てず世の中の役立つように命を与えて下ったのだと思います。健康に注意されて、お母様を大切に皆様の為に頑張って下さい。亡くなられたお父さんもきつと見守っておられますよ。本当に良かったですね。皆この世中に役割を持って生まれて来ているのだと思います。挫折したり、失敗をした経験の無い人では引きこもりや不当校で悩んでいる子供たちの相談には、載れないと思います。人生順風満帆な人もいますが。そんな日の当たる人生を歩んできた人には、遠回りをした人達の苦しみや悩みは理解できないと思います。本当に二十年間頑張られましたね。この貴重な経験を皆様に生かして上げて下さい。立派なカウンセラーにならなれ、皆さんの為に頑張って下さい。大阪の空の下からエールを送らせ頂きます。御健勝とご活躍を心からお祈り申し上げます。

URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

プログランキングドツトネット http://blogranking.net/blogs/26928   

日本プログ村    http://www.blogmura.com/profile/232300.html

人気プログランキング"http://parts.blog.with2.net/bp.php?id=627436:aLHKFCm5fBU"></SCRIPT>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする