『 神奈川県警相模原北署は5月15日、中学1年の長男(12)が通う中学の男性教諭(46)を殴ってけがをさせたとして、傷害の疑いで神奈川県相模原市二本松、自営業、鈴木孝夫容疑者(42)を逮捕した。 調べでは、鈴木容疑者は4月23日夜、長男が通う相模原市立の中学校の玄関先で、教諭の頭や腹を傘と手で殴って軽傷を負わせた疑い。 男性教諭は事件当日の昼、校舎内でボール遊びをしていた鈴木容疑者の長男を注意し、夜に電話で鈴木容疑者に伝えた。しかし、同容疑者は、長男の言い分と違ったことに腹を立て学校に乗り込んだという。』産経新聞
学校の校舎内で、ボール遊びをするのは良くないと思います。他の生徒に当たったり、怪我をしたら学校の責任になります。自分の長男の言い分と違うからと言って、喧嘩腰で学校に乗り込むのは、冷静さがありません。長男に注意した先生の話も聞き十分話し合うことが大切では有りませんか。お父さんが怖くてこの長男言い訳をしたかも分かりません。かつとなって先生の頭や腹を手傘で殴る前に大人として、保護者として先生と話し合う余裕がないといけません。双方の主張を聞く心の余裕がないと自分の子供にも示しが付かないのでは有りませんか。教育上良く行為です。すぐに喧嘩をしたり、暴力を振るったりするより、話し合いにより問題を解決するのが民主主義社会の鉄則では有りませんか。この長男もなぜ先生に注意されたのか本当に反省していないと思います。こんな暴力事件が起こったら先生も生徒に注意したり、叱ったり出来ないのでは有りませんか。学校での生活指導が出来なくなります。
先生に保護者が暴力振るのは言語同断です。子供には、小さい時から「して良いことと、悪いこと」をきっちり教えて置くべきでは有りませんか。今の世の中善、悪の判断の出来ない人間ばかりが増えています。家庭の躾けの問題で、何でも自分の思うとおりに行かないからと言って、暴力を振るわれたのではたまりません。この頃良い大人が注意された駅員さんや車掌さんに食って掛かったり、暴力を振るう切れる大人が多いそうです。日頃の欲求不満とストレス社会の影響でしょうか。切れる大人が多いのも問題です。保護者が、家庭教育や躾けをないがしろにして、学校教育に責任を転嫁し、依存するのは間違いです。公教育の学校教育の範囲と家庭教育の範囲を区別しないと混乱が起きるだけで、学校教育は成り立たなくなります。どちらも大切ですから、先生と保護者が分担する責任が有ります。
モンスターペアレントのような、「心と行動の制御がつかない怪物」がこれ以上日本で増えないようにウルトラセブンの出現を心から望みます。