『東京都板橋区で今年3月、区立小学校の男子児童(12)が卒業式で「大嫌いな学校」と発言した後、飛び降り自殺した問題で、男児が卒業式前に学校に提出したテストの答案用紙や卒業文集のアンケート欄で自殺をほのめかしていたことがわかった。 男児は自宅に「死んでおわびします」という内容のメモを残していたが、卒業式前から予兆があったことになる。学校側は、男児のサインを見過ごして適切な対策を講じなかったことを認め、今月3日に両親に謝罪した。 父親(50)は、「学校が対応してくれていれば、息子は死なずに済んだかもしれない」と話している。 父親と板橋区教育委員会の説明によると、男児は3月7日、体育のテストの「これからの生活で気をつけようと思っていること」という設問に、「もう駄目かと思ったら、自殺する」と記入。同月19日に提出した卒業文集用のアンケートの「将来何をしているか」という項目には、「死んでいる(地獄)」と書いた。区教委によると、学校では「自殺する」とした部分には触れずにテストの答案用紙に花丸を付けていたほか、アンケートを見た後も本人から話を聞いていなかったという。答案用紙は母親(43)が先月、男児の勉強机の棚から見つけ、卒業文集の記述は学校側が今月3日に父親に明かした。 区教委の宇野彰人・指導室長によると、学校側は「明るい子で、思い悩んでいる節がなかったため、問題視しなかった」と説明しているという。宇野室長は「自殺と直接結びつくかはわからないが、受け止められなかったのは残念。突っ込んだ配慮が必要だったかも知れない」と話している。 父親によると、男児は自殺前も家庭では変わった様子はなく、動機は今もわからないという。父親は「親が気づかなかったと言われれば返す言葉はないが、サインがあったのなら手を差し伸べてほしかった」と悔やむ。 男児は3月25日に行われた卒業式の発表で、「大好きな学校」という言葉を「大嫌いな学校」に言い換えた。帰宅直後の午後1時30分ごろに、14階の自宅ベランダから飛び降りた。』 読売新聞。
自殺する子供たちは、何らかのシグナルを自殺する前に身近な人達に送っている。大人でも同様で、そのサインやシグナルを学校側も見落としてはならないと思います。鬱状態や心の病への認識不足としか言いようが有りません。子供たちが自殺した後、普段学校で明るく振舞っていたから、自殺するはずが無いと思い込んでいるのが大半の学校の先生の見方です。鬱病やひどい鬱状態から自殺する子供たちが多いです。死にたいと文章に書いて居れば危険状態だと言う危機的意識が無かったのでしょうか。この男子児童のように死にたいと卒業文集に書いていれば危ない状態です。卒業式での誤って使った『大好きな小学校」という言葉を「大嫌いな小学校」と皆の前で言い違えた事が引き金となったと思いますが。学校側の心の病、特に鬱病に対する認識不足がいまだに多いように思えます。欝病で自殺する生徒が増えている今日です。教育現場でも生徒の自殺を防ぐ為、学校としても真剣に取り組み、担任の先生と生徒との対話や話し合いを増やして欲しいと思います。昔から精神医学の専門家は。ノイローゼ、神経症の場合は自殺する事はありませんが、欝病で自殺する人は多いと言います。自殺する子供たちが多いですから、常日頃から学校としては、特に生徒の行動や言動には注意が必要です。鬱病は、欝と躁状態が交互に来ると言うことを良く皆で考えて下さい。人前以外の普段の姿を見ればなんとなく活気が無く、落ち込んでいる雰囲気も分かると思うのですが。教育現場での生活指導の理念は、小さい変化や事柄にも直ぐに対処し、真剣に生活指導に取り組む事では有りませんか。自殺者を出すことは教育者にとって不名誉なことで恥じるべき事では有りませんか。「心と命」を大切する教育実践が今必要なのではないでしょうか。人間性尊重の教育が、すべての学校で求められていると思います。
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