それにしても野田民主党政権は悪辣だ。
権力を最大限に利用して多くの国民の意思を無視して暴政につきすすむ。
それにしても自民党、公明党は卑劣だ。
権力ほしさにそれに加担する。
民主・自民・公明の大連立が事実上決まったようなものだ。いや既にかなり
前から決まっていたのだ。
ここ数日のドタバタ劇を眺めながら私は痛感していた。
消費税増税も原発再稼動もすでにとうの昔に決まっていたのだ。
自民党や公明党との難航した協議も、民主党内の不協和音も、すべて
見せかけであり、ポーズなのだ。
これだけ国民の反発がある大きな決定を、すんなり決めては格好がつか
ない。だから政局の混乱を装い、苦渋の決断の末決断したという振りをして
決断の野田を国民に見せようとしたのだ。
その一方で、壮大な情報操作を行なう。
全国で湧き起こる反対の声を見事にメディアから封殺した。
オーム逮捕劇をこの日に合わせてメディアをジャックしたのも見え見えだ。
スキャンダル報道をぶつけて小沢派の戦意を削ぎ、大阪維新の会の松井
知事のスキャンダルをちらつかせて国政参加を思いとどまらせようとする。
原発稼動と消費税増税を交互にメディアに登場させて争点を拡散させる。
メディアがそれらすべてに加担する。
そして究極の背信は解散・総選挙の先延ばしである。
国民の唯一の抵抗は選挙しかない。
消費税増税を強行した野田、前原、菅グループなど許すものか。
大飯原発再稼動を強行した野田、藤村、枝野、細野の四人組は落選させる。
後ろで糸を引いている仙谷など噴飯物だ。
そう思っても選挙が先送りされればどうにもならない。
その間にどんどんと状況は変わって行く。すべてが既成事実化されていく。
国民の怒りは気勢をそがれる。
しかしそうは問屋はおろさない。
なぜか。
彼らのやろうとしている事が間違っているからだ。正義がないからだ。
野田民主党政権や自民党、公明党はみずからが談合して強行した政策に首
を絞められることになるだろう。
国民の反撃はむしろこれから始まる・・・
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