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天木 直人
李明博韓国大統領の暴言はとどまるところを知らない。ついに天皇批判
にまで及んだ。
さすがにこの発言には驚いた。
天皇は訪韓をしたがっているが来たいのなら心から謝罪をしろと言った
のだ。
私は天皇制に特別の思いを持つ者ではない。
しかし、天皇制に反対する左翼でさえ口に出す事を憚るような言葉を韓国の
大統領が発したのだ。
しかも私が注目したのは1990年の蘆泰愚(ノテウ)大統領が来日した際の
天皇陛下の「お言葉」に対し、「『痛惜の念』なんて言葉一つ持ってくるなら(韓国)
に来る必要はない」などと一蹴したのだ。
これは看過できない発言だ。
あの時両国の政府が折衝を重ね、考えた末での言葉であった。それを否定し
たのだ。これは日韓外交の根幹に関わる問題である。
さすがに8月15日の各紙は批判的に書いている。
朝日新聞でさえ書いている。
「竹島問題はもちろんのこと、李明大統領のその後の日本批判も、歴代
大統領のレベルをはるかに超えている・・・国家元首としての品格をも失い
かねないほどだ」、と。
私が失望したのはこの李明博大統領の発言に対する野田民主党政権の
対応である。
玄葉外相はなんと言ったか。
「報道は承知しているが私は(報告を)一切聞いていない」
とだけしか発言しなかった。
野田首相に至っては公邸にひきこもって一言も発していない。
それにしても、政治家もメディアも、この国の右翼も左翼も、その反応は
あまりにも鈍い。
それでいいのか・・・
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