教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

野田佳彦首相が、党分裂を回避できなかった責任を問い輿石東幹事長をバッサリ切る策動を進めている

2012年08月27日 14時04分46秒 | 国際・政治
2012年08月27日 02時33分26秒 | 政治
◆野田佳彦首相が、約1年にわたり政権を支えてくれた恩人である輿石東幹事長(参議院議員会長)を代表選挙(9月21日)の後、丸で「ボロ雑巾」のように切り捨てる策動を進めているという。2011年8月の代表選挙助けてくれた恩人である小沢一郎元代表が「消費税増税法案採決で反対票を投じた」のを理由に除名して切り捨てているので、2人の恩人を切り捨てることになる。
 輿石東幹事長は、これまでの約1年、①民主党を分裂させない②野田佳彦首相のカオを立てる③次期総選挙と参院議員選挙で勝利するという3つの原則を立てて、党運営をお粉ってきた。
 だが、野田佳彦首相が、民主党のマニフェストに書かれていない「消費税増税に政治生命を賭ける」と宣言し、公然と「マニフェスト破り」に走ったことから、小沢一郎元代表が、これに「国民との約束に反なする」と異議を申し立てて、党議拘束に反して法案採決で反対票を投じた。その結果、小沢派の衆参両院議員が離党した。いわば、野田佳彦首相の「小沢切り」が党分裂を招いたとも言える。意見が激突している場合、「党議拘束」すべきではなかったのである。この瞬間、輿石東幹事長が党運営原則としていた「①民主党を分裂させない」が、崩れてしまった。
◆「②野田佳彦首相のカオを立てる」という原則は、8月10日午後に、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連8法が参議院で可決成立したので、守られた。だが、民主党が参院で過半数を持っていないため、自民党と公明党の協力を得る必要があり、「大きな代償」を支払わねばならなくなった。「早期解散」の確約である。
 このことから、輿石東幹事長は、「③次期総選挙と参院議員選挙で勝利する」という原則を守ることが難しくなってきた。
 野田佳彦首相は、衆院解散・総選挙の時期について「近いうちに」と約束させられてしまった。「近いうちに」とは、「今秋~年末」というのが常識的な解釈である。8月27日現在、「10月初め、臨時国会召集、解散、10月23日公示、11月4日(大安吉日)投開票」が最有力視されている。
 ただし、民主党の輿石東幹事長は8月9日、記者団から「代表選挙、総裁選挙で代表、総裁が別の人に変わった場合でも、3党首会談の約束は、守られるのか」と聞かれて、「2人が代わった場合は、2人の話は終わり。2人で約束したんだから」と述べている。3党首会談の約束について、「公党どうしの約束」とは受け取っていない。輿石東幹事長自身が、この3党首会談に関わっていないからである。「わしゃ、知らん」という意味である。
 輿石東幹事長は、「近いうちに」総選挙をすれば民主党は壊滅してしまうと憂慮しており、総選挙は、任期満了の2013年8月29日ギリギリまで延期、あるいは参院議員の半分が任期満了なる2013年7月28日に合わせて、「衆参ダブル選挙」にした方が得策と考えている。それまでの間に、民主党を立て直して支持率回復の努力をしようという腹積もりなのだ。野田佳彦首相とは違い、同志を見殺しにはしたくないと思っているのだ。
◆ところが、野田佳彦首相は、「マニフェスト破りしたウソつき首相」という烙印を多くの国民から押されているのが、よほど辛いらしい。解散・総選挙時期について、「近いうちに」と言った手前、年を越してしまうわけにはいかないと内心焦っている。「ウソつき」と非難されかねないからである。そこで、輿石東幹事長を交代させてでも、解散・総選挙を断行しなくてはならないと考え始めているようである。
 しかし、輿石東幹事長を交代させる理由が、えげつない。野田佳彦首相の周辺からは、「消費税増税法案をめぐり党分裂を回避できなかった責任を問う」という声が出ているというのだ。党分裂を回避に最も努力してきたのが輿石東幹事長だったにもかかわらず、詰め腹を切らせようというまったく理不尽な人事になる公算が大である。

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
韓国経済が破綻寸前の危機に瀕し、アジア通貨危機に見舞われ、IMF(国際通貨基金)の管理下に置かれた悪夢が再現か?

◆〔特別情報①〕
 韓国経済が破綻寸前の危機に瀕している。これは、韓国の経済事情に詳しい筋の情報である。金泳三大統領の政権最末期、1997年秋、アジア通貨危機に見舞われた際、韓国は外貨準備400億ドルが底を尽き、IMF(国際通貨基金)の管理下に置かれて、以後、苦難の道を歩んできた。この悪夢が再現しそうだというのである。韓国に進出している日本企業、取引関係にある日本企業などは、とくに「カントリーリスク」という観点から要警戒である。

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目次

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第7章 民主党への提言―「友愛民主党」となれ ③

●明治以来の「官僚制度」の弊害を解消せよ

 民主党が、国民の選択により、政権政党となるには、自民・公明与党の政策との対立軸を鮮明にしなくてはならない。政策が似たり寄ったりでは、国民がどちらを選んでよいのか、皆目見当がつかなくなるからである。白黒をはっきりさせておくべきである。灰色でもいけない。

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板垣英憲マスコミ事務所

引用元http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken

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