◆「あれはまずい」―韓国の金融・経済界では、日韓国交断絶の危機感が漂い深刻な事態に陥っているという。
中央日報は8月23日午後3時27分,「『不法占拠』表現に強く抗議 親書返送へ=韓国」という見出しをつけて、以下のように配信している。
「外交通商部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官はこの日の会見で『明白なわが固有の領土である独島に対する不当な主張を即時中断するよう重ねて強く求める』と述べた。また、李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問などに遺憾の意を表明した日本の野田佳彦首相の親書を本日中に返送すると明らかにした。日本の主張は極めて不当で、独島の紛争地域化を図る手段に利用される可能性などを総合的に検討した結果、返送する方針を決めたと説明した」 .
◆このニュースに接すると、李明博大統領はじめ韓国政府は、野田佳彦首相はじめ日本政府に、相当強気に出ているように見えるけれど、実態は、大違いだという。
韓国外交通商部はもとより、駐日韓国大使館では、李明博大統領の言動について「あれはまずい」と批判的だという。とりわけ李明博大統領が「天皇が韓国に来たければ、独立運動を行った者に謝罪すべきだ」と発言したことに、「本当にまずかった」とガックリしているという。つまり、対日関係を修復する手立てが見つからないということなのである。要するに「なんてことをしてくれたのだ」という怒りでもある。
◆朝日新聞は8月23日午後11時15分、「スワップ拡充は『韓国の要請』、政府が正式抗議」という見出しをつけて、次のように配信している。強気の韓国政府にウソをつくなということだ。
「延長の是非が焦点となっている日韓の通貨スワップ(交換)協定の拡充の経緯をめぐり、安住淳財務相は23日の衆院予算委員会で、韓国政府に対して「抗議した」と述べた。韓国側に頼まれて日本がスワップ拡充に応じたのに、『韓国で事実と異なる報道がなされている』として、遺憾の意を伝えたという。日韓両国は、昨年10月の首脳会談で、通貨スワップの枠を、従来の130億ドルから700億ドルまで拡充することで合意した。このときの経緯について、韓国メディアは最近、韓国政府高官の話として『日本側が要請したもの』と伝えた。しかし、日本の財務省幹部によると、韓国政府と同中央銀行の高官が、昨年10月に財務省を訪れ、拡充を要請したという。このため、財務省幹部が、韓国の財務当局である企画財政部に『事実と異なる』と抗議したという。」
韓国は、日本がスワップを中止すれば、「経済がフラフラになるので、止めないで欲しい」と懇願しているという。日本としては、韓国がどうなろうと知ったことではない。国交を断絶したければ、すればよいという考えである。日本を求めている元々、レアメタル豊富な資源国・工業国である北朝鮮とつき合えば良いだけの話である。
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野田佳彦政権は、李明博大統領の韓国と国交断絶し、北朝鮮と国交正常化への覚悟を決意、「決める政治」を断行 ◆〔特別情報①〕
日韓国交断絶。李明博大統領は、そこまで腹を括っているのか、それとも日本に甘えているのか。いずれにしても、ルビコンを渡った。礼を重んじる儒教の国の大統領でありながら、その大事な一線を越えて、礼を失する行為に踏み込んでしまったのである。
日韓関係を損なってまで、何を得ようとしているのか。
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第8回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成24年8月25日(土)
核戦争時代
『集団的自衛権を問う』
~武器輸出3原則、PKO武器携行、オスプレイ、
第3次アーミテージレポート ※また若干お席に余裕がございます。
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【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) 目次『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日 共栄書房刊) 第6章 政権政党への条件と課題 ③
●ロシアから尊敬されている鳩山由紀夫は、日口平和友好条約締結交渉に期待
〔6〕外交交渉術に優れていること。
日本の外交官は、「外交のプロ」と言われながら、実は「交渉下手」で有名である。ましてや「根回し」や「ガス抜き」も得意ではない。どちらかと言えば不得意である。どうしてこんな体たらくな外交官ばかりなのか。それは「外交」を「交渉」ではなく、「儀式」と錯覚してきたからである。外務省流に言えば、「儀典外交」である。日頃は「パーティ」に熱中して、高級ワインに酔い痴れているのである。このことを鈴木宗男(元沖縄開発庁長官)に暴露され続けている。
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